【徹底解説】ママを悩ませる産後の腰痛、その原因とは?!
- 岡メディカル 整骨院
- 5 日前
- 読了時間: 7分

産後の腰痛が辛い!このような症状で悩んでいませんか?
☑︎抱っこが続くと腰が痛くなる
☑︎中腰でのオムツ替えがつらい
☑︎授乳の姿勢がつらい
☑︎腰痛で朝起き上がれない
☑︎仰向けで寝ると痛い
☑︎痛くて寝返りができない
☑︎腰が痛く抱っこ紐ができない
☑︎歩いていると恥骨が痛い
☑︎仙腸関節、仙骨が痛い
☑︎股関節の内側や鼠径部が痛い
☑︎イスに座っていると尾底骨が痛い
☑︎産後にぎっくり腰を繰り返している
産後の腰痛は、多くの女性が抱える共通の悩みです。出産後、身体は劇的な変化を経験し、それに伴って腰痛が発生することがよくあります。このブログでは、そんな産後の腰痛の原因について詳しく解説します。
また、次回のブログでは、その解消法についてもご紹介予定ですので、併せてチェックしてみてくださいね☆
では早速解説していきます!!
産後の腰痛のタイプ
産後に起こる腰痛には大きく分けると5タイプあります。
⚫︎ 筋・筋膜性腰痛
⚫︎ 腰椎椎間関節性腰痛
⚫︎ 腰椎椎間板ヘルニア
⚫︎ 仙腸関節障害
⚫︎心因性腰痛
1)筋・筋膜性腰痛

骨や神経に異常がないため、MRIやX線では異常が出ないのが特徴で、腰周辺の筋肉張りや、動作時の鋭い痛み(特に前屈など)が出ます。
産後のゆがみやインナーマッスルの低下のほか、育児負担などにより、腰の筋肉や筋膜が過度な負担や緊張で損傷・炎症を起こす病態で比較的多くの方がこちらです。長時間の抱っこや長時間の前屈み姿勢で悪化し、長期化すると腰の関節炎やヘルニアのリスクがあります。
2)腰椎椎間関節性腰痛

椎間関節性腰痛は、腰部の椎間関節に負担がかかることで発生します。妊娠中に体型の変化や骨盤のゆがみによって反り腰や猫背が強調され、これが椎間関節に過度な負担をかける原因となります。腰を反らせる動作が痛みを誘発し、前にかがむと楽になるのが特徴です。
特に腹筋が弱い状態では、赤ちゃんの抱っこなどによって反り腰が悪化し、椎間関節性腰痛の悪化につながります。
3)腰椎椎間板ヘルニア

妊娠中の過剰な体重増加や姿勢変化(特に反り腰)の影響で腰の関節部分に負担がかかり、椎間板ヘルニアになってしまうことがあります。特に妊娠後期には、胎児の成長に伴いヘルニアのリスクが高まり、ヘルニア症状でもある、辛い腰痛・坐骨神経痛(下半身の痛みやしびれ)を発症することがあります。出産後に症状がおさまらないようなら手術の可能性もあります。
4)仙腸関節障害

妊娠・出産時に分泌されるホルモン「リラキシン」により、骨盤を支える靭帯が緩むことで仙腸関節が不安定になり炎症や痛みを引き起こします。また、分娩時の強い圧力や、産後の抱っこ・授乳・おむつ替えといった前かがみ動作の繰り返しで関節に負担がかかり発症するケースもあります。主な症状としては、片側のお尻や腰の痛み、寝返りや座位から立位になる際の激痛、歩行時の骨盤の不安定感、股関節の引っかかり感など。
5)心因性腰痛

育児等のストレスなどの心理的な負担が原因となって発症する腰痛のことを指す言葉で、国際的な流れから現在では「痛覚変調性疼痛」と呼ばれることもあります。脳の機能が変化して起こる痛みであることから、レントゲンやMRIなどの画像検査で原因が特定されず、「原因不明の腰痛」として「痛がりなだけ」「精神的な問題」と片付けられてしまうことが多々あり、適切な治療が受けられないことなどがあります。
適切な治療を受けるためにはペインクリニックや痛みの治療経験が豊富な整形外科などを受診するのが良いでしょう。
産後の腰痛の原因
産後の腰痛に悩む女性は多く、その辛さはお一人お一人違います。出産後に腰痛が起こるのはなぜでしょうか?産後の腰痛の原因は、大きく分けて3つあります。
1)妊娠・出産による身体的変化
2)出産方法による母体への負担
3)産後の子育て
それぞれ詳しく解説していきます。
1)妊娠・出産による身体的変化

一度の出産で女性の身体は大きく変化します。特に腰痛に影響を与えるのが、骨盤のゆがみ・筋力の低下です。
①骨盤のゆがみ・緩み
妊娠中から出産に向けてリラキシンホルモンが分泌されて骨盤が緩んでいきます。
分娩時に骨盤の緩みと開きは最大になり、出産後は徐々に閉まっていきます。ですが、産後は骨盤が緩んでいる状態が続いています。
この時期に突然子育てが始まるため、緩んでいる骨盤の関節や靭帯が耐え切れずに痛みを生じます。これが原因となり、痛みとしては恥骨痛、仙骨痛、仙腸関節痛、座っていると尾底骨が痛い、痛くて寝返りができない、歩くと骨盤がぐらぐらする、などの症状が起こりやすくなります。
②骨盤を支える筋肉の低下
妊娠中から産褥期にかけて安静にしている期間に筋肉が落ちてしまいます。
帝王切開、切迫早産などで安静にしていた期間が長い方はなおのことです。特にお腹のインナーマッスルの筋力は著しく低下します。
また、1度の出産で約10年分程の筋力が落ちるともいわれています。それだけ出産というのは、ママへのダメージがあるということです。
本来は骨盤と背骨を腹筋と背筋で身体を支えているわけですが、腹筋が低下してしまっているので、骨盤が歪み、背筋に負担がかかりきってしまいます。そのうち背面の筋肉に限界が生じ腰痛を引き起こしてしまいます。
抱っこでの腰痛、中腰での腰痛、授乳姿勢での腰痛、朝痛くて起き上がれない、ぎっくり腰、反り腰での腰痛などの症状がお腹の筋力低下と骨盤の歪みで起こりやすくなります。
2)妊娠・出産による母体への負担

妊娠・出産は腰に大きな負担になります。元々の腰痛の既往歴や年齢、妊娠中の体重増加量などに加え、分娩方法でも負担は変わります。自然分娩では仰向けの体勢になる時間が長くなる人も多いため、腰に負担が掛かりやすく、産後に腰痛を感じるママが多いです。
対して帝王切開では、おなかを切開し、安静期間が長いため、術後はおなかの筋力が低下してしまいます。腰と腹筋は密接に関係していて、腹筋が弱いことで腰の支えが不安定となり、腰痛を発症してしまうのです。また、帝王切開後は傷の痛みからお腹にうまく力が入らずに、腰が反りやすくなります。反り腰は腰の痛みの原因となるため、姿勢を気を付けることも腰痛の軽減には大切となります。
3)産後の生活

赤ちゃんが産まれると、生活は「赤ちゃん中心」に劇的に変化します。赤ちゃんのお世話や睡眠不足、2〜3時間おきの授乳、外出制限など、生活リズム・スタイルも一変します。
①赤ちゃんのお世話
腰をかがめてのオムツ交換、腰を反らして抱っこをしている。抱っこの時に右手の位置、左手の位置がいつも決まっている。授乳の時に足を組む。横座りで授乳をしている。いつも同じ方向を向いて添い寝など、妊娠前ではなかなかしないような作業や動作は腰に負担をかけ腰痛が長引いてしまう原因になってしまいます。
②体を回復させる時間が十分に取れていない
子育ては365日年中無休、しかも睡眠不足。圧倒的に休息の時間が足りていません。疲労が蓄積されそのうち痛みが生じてきます。
③十分な栄養をとれていない
子育てに追われ時間がないので簡単な食事で済ましてしまう方、甘いものや炭水化物を多く摂りすぎている方が多いです。身体を回復させるにはしっかりとタンパク質を摂取することが大切です。授乳中の方は赤ちゃんの分まで更に必要。
スポーツの世界で多くのアスリートは身体の疲労を回復させるために、食事で足りない分のタンパク質をプロテイン摂取することにより補っています。産後のママさんも同じことで子育てはかなり身体に負担をかけています。言わば子育てアスリートであるわけです。
タンパク質不足は疲労回復を遅らせ痛みを生じやすくなりますのでタンパク質の摂取を心がけましょう。
まとめ:妊娠中から出産後までママの身体には大きな負担がかかっています!
ここまで、産後の腰痛の原因について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか?
理解してほしいのは、その痛みは産後急に痛めたものではなく、妊娠中からずっと負担を蓄積していった結果だということ。それくらい、妊娠出産は大仕事なのです!産後すぐの身体は交通事故にあったのと同じくらいのダメージがあると表現されるのもそのためです。
ママは自分のことよりも赤ちゃんのことを優先しがちですが、産後のママの体を大切にすることは、これから続く赤ちゃんとの生活をスムーズに送るためにも大切なことです。ご自身の身体もしっかり労わってあげましょう!
次回は、具体的に産後腰痛の改善方法についてお話していきます。
お楽しみに!!
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