太る理由は血糖値の上昇
私たちが太るのは、食事によって上がった血糖値を抑えるために、インスリンが分泌されるからです。はっきりとは分かっていませんが、体質的に痩せづらい方は、遺伝子的に食後の血糖値の上昇が激しく、そのためにインスリン分泌が多いのかもしれません。
つまり、血糖値が上がらない食事を心がければいいのですが...
甘いものはもちろん、炭水化物を食べれば、それはすべてブドウ糖に分解されて血糖値が上がります。
また、どれほど低糖質の食事を心がけていても、ある程度は糖質が含まれますから、多かれ少なかれ、食後は血糖値が上がります。
さらに、ここで気をつけたいのが「過度な糖質カット」です。糖質は大切な体のエネルギー源です。過度な糖質カットは体のエネルギー不足を招き、体の筋肉を分解し、代謝が悪くなり痩せづらい体を作ってしまいます。
食後すぐに動けば太りにくい
食事をとると血糖値が上昇しますが、食後すぐに運動すると、その血糖値の上昇が抑えられることが医学的にわかっています。
だから、医学的にダイエットには食後すぐの運動がとても効果的なのです。
運動のタイミングは、あくまで「食後すぐ」です。
「食後1時間以上もしてから」では、すでに血糖値は上がってしまっており意味がありません。可能なら食後すぐ、30分以内には運動をしましょう！その代わり、時間は短くてOKです。
食後すぐのスクワット10回がダイエットに効果大
一番いいのはスクワットで、10回3セットも行えばかなりの効果が期待できます。
スクワットは足幅を広くとって行う「ワイドスタンス」がおすすめです。足幅を広くとって、ゆっくりとお尻を落としていきます。この時に膝が前に出ないように気をつけましょう。出来り「ゆっくり」を意識して下さい。
どんな方でも5分もあればできるので、どんなに忙しくても、本当に痩せたいなら誰でも出来ます。焦らず、コツコツと毎食行うようにしましょう！
外出中なら、早足ウォーキングや階段昇降も効果あり
外出先でスクワットは人の目もありますし中々ハードルが高いかと思います。そういった場合は、ウォーキングや階段昇降、かかと上げ運動（カーフレイズ）などの筋肉運動がいいです。ウォーキングの場合は、早足で20分ほど歩きましょう。
「痩せたい→ジム通い」より、食事に気をつけながら食後すぐの運動を
「ダイエットには運動が有効だ」と認識されている人も多いかと思います。その理由は「運動をすれば食べた分のカロリーを消費するから」という誤った情報が頭に刷り込まれているからです。
しかし、運動自体で消費できるカロリーは、たかが知れています。たくさん運動をして脂肪を燃やして痩せるというのは無理な話なのです。
もっと効率よくやりましょう。
とある研究では、食後すぐの運動は、1万歩歩くよりもダイエット効果が高いという研究結果が多数報告されてます。
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