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ダイエット中の天敵「脂質」飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸とは?適切な摂取量について


脂質(あぶら)は必要な栄養素

とりすぎると肥満の原因にもなり、心臓病や脳梗塞、そして動脈硬化、認知症の原因ともなる脂質(あぶら)。しかし、だからといって控えすぎるのも禁物。貯蔵できるエネルギーになるだけでなく、臓器を守ったり、寒さから私たちの体を守ってくれるなど、三大栄養素のひとつとして、なくてはならないものでもあります。



厚生労働省が定めた日本人の食事摂取基準でも、肥満や生活習慣病を防の栄養バランスをみると、私たちが摂取するエネルギーのうち、脂質、つまりアブラの成分を20%程度とることが望ましいとされています。



ダイエットで重要なことは良い「あぶら選び」


とるべきあぶら 控えるべきあぶら

アブラには常温で固まる「脂」と、常温で液体の「油」があります。「脂」の主な成分は「飽和脂肪酸」と呼ばれるもので、肉やバター、ラードなど動物性の脂に多く含まれます。

一方、植物や魚の「油」に多く含まれるのが「不飽和脂肪酸」と呼ばれます。

「飽和脂肪酸はとりすぎると血液中に悪玉コレステロールを滞らせ、動脈硬化の原因となる脂肪酸です。つまり「飽和脂肪酸」を控え「不飽和脂肪酸」に置き換えることが、私たちの健康につながるのです。


日本人の食事摂取基準でも「飽和脂肪酸」は、脂質全体の3割以下に抑えることが望ましいとされています。



理想の食事「日本食」

ダイエットと健康という観点から考えると、昭和40年代頃に私たち日本人の食卓に上っていた、魚、野菜、大豆が中心の「日本食」が理想の食事。かといって過度の我慢もよくありません。脂身の少ない部位の肉なら毎日食べても問題ないですし、揚げ物の週に1~2度ならかまいません。あるぶの性質を理解して、賢く、健康な食生活を送りましょう。


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