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将来の骨粗しょう症は子ども時代で決まる?「骨貯金」の重要性

3人の子どもたち

「骨粗しょう症」と聞くと、高齢者の問題というイメージがありませんか?

骨密度もなんとなく「中年以降で気にするもの」と思っている方も多いのでは?


しかし実は、将来の骨の強さは“子どもの頃の過ごし方”に大きく左右されるのです。


最近は、

  • 外遊びの減少

  • 運動不足

  • 偏った食生活

  • 睡眠不足

などの影響もあり、「子どもの骨の弱さ」が心配されています。

今回は、将来の健康にも関わる「骨貯金」の重要性について分かりやすく解説します。

背骨の模型


骨は一生同じではない


骨は一度作られたら終わりではありません。

実は骨は、壊す(骨吸収)作り直し(骨形成)を繰り返している“生きた組織”です。

この働きを「骨代謝」といいます。

皮膚がターンオーバーをするように、私たちの骨も絶えず新陳代謝が行われているのです。

特に成長期は、骨がどんどん成長し、骨量が増えていく非常に重要な時期です。

骨代謝のサイクルを表したイラスト


「骨貯金」とは?

骨貯金とは、

若いうちに骨量をしっかり増やしておくことを意味します。


先ほど、私たちの骨は毎日少しづつ、骨代謝が行われているとお話ししました。

若いうちは、骨形成 > 骨吸収の状態なので、骨量はどんどん増えていきます。

しかし、20代前後で“最大骨量(ピークボーンマス)”に達すると、徐々にバランスが変化していきます。加齢に伴って起こる大きな変化は、骨形成能力の低下です。

骨吸収 > 骨形成の状態になり、少しずつ骨量が減っていきます。



骨密度が年齢とともに低くなることを表すグラフ

つまり、

子ども時代〜思春期にどれだけ丈夫な骨を作れるか

が、将来の骨の健康を左右するのです。

イメージとしては「銀行口座」と似ています。

若いうちにたくさん貯金しておけば、年齢とともに多少減っても困りにくくなります。

逆に、若いうちの“骨貯金”が少ないと、将来的に骨粗しょう症や骨折のリスクが高くなってしまいます。




なぜ今の子どもは骨が弱くなりやすい?

骨の密度を表したイラスト

近年は、子どもの生活習慣が大きく変化しています。



外遊び・運動不足

骨は「刺激」を受けることで強くなります。

特に、走る、跳ぶ、転ぶ、着地するなどの動きは、骨に適度な刺激を与えます。


しかし、今の子どもたちは習い事が多くそもそも遊ぶ時間が少なかったり、

猛暑日が多く外で遊べない期間も長くなっています。

また、ゲームやネット環境の充実により屋内でも楽しめることが充実していくことが、身体を動かす時間の減少に繋がっているのです。


骨は“使わないと弱くなる”性質があるため、運動不足は骨の成長にも影響します。

ジャンプする男の子




食生活の変化

運動だけでなく、食事もとても大切です。

「カルシウムだけ摂ればOK」と思われがちですが、骨づくりにはさまざまな栄養が必要です。

特に重要なのは、

  • たんぱく質

  • カルシウム

  • ビタミンD

  • マグネシウム

  • ビタミンK

など。

インスタント食品や偏食が多いと、骨の材料不足につながることがあります。

骨づくりに大切な栄養素を含む食材を下にまとめました。

いきなりバランスのよい食事を作るのは大変ですが、食事の献立を決める際にはこれらの食材を意識して取り入れてみてください!




睡眠不足

成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。

骨の成長や修復にも深く関わるため、

  • 夜更かし

  • 寝不足

  • 生活リズムの乱れ

は、骨づくりの面からみてもマイナスです。


寝る幼児


「骨貯金」のために必要な生活習慣

では、どんな習慣が「骨貯金」に役立つのでしょうか?

椅子に座った子どもたち

① しっかり身体を動かす

骨は衝撃によって強くなります。

特におすすめなのは、

  • なわとび

  • 鬼ごっこ

  • ボール遊び

  • ダンス

  • ジャンプ動作

など。

「楽しく身体を動かす」ことが、骨の成長にはとても大切です。



② たんぱく質を意識する

骨の土台はたんぱく質です。

  • 納豆

  • 豆腐

  • 乳製品

などをバランスよく摂ることが重要です。



③ 日光を浴びる

日光を浴びると、骨に必要なビタミンDが体内で作られます。

最近は紫外線対策で外に出る時間が減る子もいますが、適度な日光浴は骨の健康にも重要です。



④ 睡眠を大切にする

骨は寝ている間に育ちます。

特に成長期の子どもは、

  • 夜更かしを減らす

  • 規則正しい生活をする

ことが大切です。

お子様が小さな頃は睡眠時間を意識していた親御さんも

中学・高校へ上がるにつれて寝るタイミングはお子様任せになってしまっているのでは?

ただ、女子では15〜16歳頃、男子では17〜18歳頃までが骨が大きく成長する時期であり

十分な睡眠が必要だと考えられます。定期的にご家族で、「生活リズムが乱れてきていないか?」と確認する時間を持てると良いですね。




子どもの頃の習慣は、大人の健康につながる

骨粗しょう症は「高齢者の病気」と思われがちですが、

その土台は子ども時代に作られるとも言われています。

子どもの頃に、よく動き、よく食べ、よく寝るという習慣があると、

将来の骨折予防や健康寿命にもつながります。

便利になった現代だからこそ、あえて身体を動かす習慣が大切なのかもしれません。



「骨貯金」とは、成長期に丈夫な骨を作っておくこと。

骨量は20代頃にピークを迎えるため、

子ども時代〜思春期の生活習慣がとても重要です。


将来の健康のためにも、運動、栄養、睡眠を意識した生活を、

今のうちから大切にしていきたいですね。






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岡メディカル整骨院

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