top of page

紫外線対策のしすぎは危険?日焼け止めと健康の本当の関係


すっかり紫外線が強い季節になりましたね。

この時期は

• 毎日日焼け止めを塗る

• 日傘を使う

• 長袖やアームカバーで紫外線対策をする

といった方を多く目にします。

日焼け止めを塗る女性の手元

近年は異常な暑さも相まって、熱中症や紫外線対策は、年齢・男女問わず関心が高い分野ですよね。


その一方で、

「日焼け止めを毎日使うと身体に悪い?」

「紫外線を避けすぎるとビタミンD不足になる?」

「骨粗しょう症になりやすくなるって本当?」

といった疑問を持つ方もいるかもしれません。


紫外線は肌へのダメージの原因になる一方で、身体にとって大切な役割もあります。

紫外線対策は本当に健康に悪影響を及ぼすのでしょうか?

今回は、日焼け止めと健康の関係について解説します。






① 紫外線は悪い面ばかりではない


紫外線というと、シミ、シワ、日焼け、肌へのダメージなど、

“美容の大敵”といったネガティブなイメージを持つ方が多いかと思います。

もちろん、紫外線を浴び過ぎることは皮膚への負担になるため、適切な紫外線対策は大切です。

シミを気にする女性

しかし一方で、紫外線には体内でビタミンDを作るという重要な役割があります。


ビタミンDは、

• カルシウムの吸収を助ける

• 骨を丈夫に保つ

• 筋肉の働きを維持する

• 免疫機能の維持に関わる

など、健康維持に欠かせない栄養素です。

ビタミンDが不足すると、カルシウムを十分に利用できず、骨の健康に影響する可能性があります。


その点で、紫外線は私たちの身体に必要なものなのです。

大切なのは、完全に排除、浴び過ぎを避けながら上手に付き合うことです。

日差し



② 日焼け止めを塗るとビタミンDは作れなくなる?


「日焼け止めを塗るとビタミンDが作れなくなる」

という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。


確かに理論上は、高SPFの日焼け止めを推奨量どおり隙間なく塗ると、紫外線が遮られ、ビタミンDの産生は低下すると考えられています。


しかし実際の日常生活では、塗りムラがあったり、汗や摩擦で落ちることも多く、日焼け止めの使用だけでビタミンD不足になるという明確な科学的根拠はありません。

そのため、骨粗しょう症を心配して日焼け止めを控える必要はないと考えられています。


むしろ、紫外線による肌へのダメージを減らすためにも、日焼け止めは適切に使用することが大切です。


なお、ビタミンDは日光だけでなく、魚・卵・きのこ類などの食事からも摂取できます

日焼け止めのイラスト



③ 本当に注意したいのは「外に出ない生活」


骨や筋肉の健康という視点で考えると、本当に注意したいのは日焼け止めそのものではなく、外出や運動の機会が減ってしまうことです。


外に出る機会が少なくなると、

• 身体を動かす時間が減る

• 骨への刺激が少なくなる

• 筋力や体力が低下する

など、身体機能の低下につながる可能性があります。


特に成長期の子どもでは、骨量を増やす大切な時期に十分な刺激が不足する可能性があります。


また、高齢者では筋力やバランス能力の低下によって、転倒や骨折のリスクにつながることもあります。


「紫外線が怖いから外に出ない」という生活は、かえって骨や筋肉の健康に影響を与える可能性があるのです。


玄関に置かれた靴




④ 骨を丈夫にするためには運動も重要


骨を丈夫に保つためには、ビタミンDだけでなく、運動による刺激も欠かせません。


骨には、負荷が加わることで強くなる性質があります。

例えば、

• ウォーキング

• ジョギング

• 縄跳び

• 球技

• ダンス

など、体重がかかる運動やジャンプを含む運動は、骨を作る細胞を刺激し、骨量の維持につながると考えられています。

一方で、運動不足が続くと骨への刺激が減少し、骨量の維持が難しくなる可能性があります。


丈夫な骨を作るためには、

「適度な紫外線によるビタミンDの生成」+「運動による骨への刺激」

この両方が大切です。

縄跳びをする人の足元





⑤ 骨を守るために大切なのは生活習慣


骨を丈夫に保つためには、運動だけでなく毎日の生活習慣が重要です。


特に大切なのは、

①適度な運動

②カルシウム(骨の材料)

③ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)

④たんぱく質(骨の土台を作る)

⑤バランスの良い食事

です。


また、適度に屋外で活動することで、体内でビタミンDが作られます。

ただし、大切なのは「日焼けをすること」ではありません。

日焼け止めや日傘を上手に活用しながら、外で身体を動かす習慣を持つことが、骨や筋肉の健康につながります。

運動の合間に休憩する女性




まとめ


紫外線対策は、肌を紫外線によるダメージから守るために大切な習慣です。


一方で、「日焼け止めを使うと体に悪い」「紫外線を避けると骨粗しょう症になる」といった考えを裏付ける十分な科学的根拠はありません。


本当に注意したいのは、紫外線対策そのものではなく、紫外線を避けることで外出や運動の機会まで減り、身体を動かさなくなることです。


骨や筋肉の健康を維持するためには、


• 適度な屋外活動

• 運動習慣

• バランスの良い食事


が欠かせません。


日焼け止めや日傘を上手に活用しながら、無理なく身体を動かす習慣を続けることが、将来の骨や筋肉、そして健康な身体づくりにつながります。





ご予約・お問い合わせはこちら

岡メディカル整骨院

📞 055⁻900-1341

🏠静岡県三島市東本町2丁目3-47(駐車場あり)




bottom of page