毎年あれほど注意されるのに…なぜ高齢者は熱中症になりやすいのか?
- 岡メディカル 整骨院
- 14 時間前
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毎年夏になると、
「こまめに水分補給をしましょう」
「エアコンを使いましょう」
と、熱中症への注意喚起が繰り返されています。
それにもかかわらず、熱中症による救急搬送では高齢者の割合が高くなっています。
「どうして毎年これほど注意されているのに、熱中症になる人が減らないのでしょうか?」
実は、高齢者は年齢とともに身体の機能が変化することで、自分では気付かないうちに熱中症になりやすい状態になっています。
今回は、高齢者が熱中症になりやすい理由と、室内でも注意したいポイント、予防法について解説します。

なぜ高齢者は熱中症になりやすいのか?

① 暑さを感じにくくなる
年齢を重ねると、暑さを感じる感覚や体温を調節する機能が低下しやすくなります。
そのため、気温が高くなっていても、
「まだ大丈夫」
「そこまで暑くない」
と感じ、休憩をとるタイミングやエアコンを使うタイミングが遅れてしまうことがあります。
しかし、自覚がないまま身体には熱がたまり、知らず知らずに熱中症が進行してしまうことがあるのです。
② のどの渇きを感じにくくなる
年齢を重ねると、体内の水分量が減少するだけでなく、脳が「のどが渇いた」と感じる働きも低下しやすくなります。
そのため、身体が水分を必要としていても、
「まだ喉は渇いていない」
「あとで飲めば大丈夫」
と考え、水分補給が遅れてしまうことがあります。
その結果、気付かないうちに脱水が進み、熱中症のリスクが高まります。
喉が渇いてから飲むのではなく、時間を決めてこまめに水分補給することが大切です。
③ 身体の水分量が少ない
高齢になると、若い頃に比べて身体に保持できる水分量が少なくなります。
これは、年齢とともに筋肉量が減少することが関係しています。
筋肉には多くの水分が含まれているため、筋肉量が減少すると、身体に蓄えられる水分量も少なくなります。
そのため、汗をかいた際に脱水状態になりやすく、熱中症のリスクが高まります。
④ エアコンを使わない
高齢者の中には、
「電気代がもったいない」
「まだ暑くないから大丈夫」
「エアコンの風が苦手」
という理由で、エアコンの使用を控えてしまう方もいます。
しかし、高齢になると暑さに気付きにくいため、自分では暑いと感じていなくても、身体には熱がたまっていることがあります。
また、熱中症は屋外だけでなく、室内でも発症します。
エアコンが苦手な場合は、
設定温度を調整して、冷やしすぎない
風向きを直接身体に当てない
扇風機やサーキュレーターを併用する
など、無理なく使える工夫を取り入れましょう。

室内でも熱中症になる理由
「熱中症は外で起こるもの」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、実際には室内で発症するケースも少なくありません。
特に高齢者は暑さに気付きにくいため、室温が高くなっていても対策が遅れてしまうことがあります。

① 家の中でも熱中症は起こる
室内でも、
エアコンを使用していない
窓を閉め切っている
風通しが悪い
日当たりの良い部屋で過ごしている
などの環境では、室温や湿度が上昇し、熱中症のリスクが高まります。
特に、日差しが入りやすい部屋や2階の部屋は熱がこもりやすいため注意が必要です。
② 夜間も注意が必要
「夜は涼しいから大丈夫」と思われがちですが、夜間でも熱中症になることがあります。
寝ている間は水分補給ができないため、汗によって身体の水分が失われると、脱水が進みやすくなります。
また、高齢者は体温調節機能が低下しているため、寝ている間も注意が必要です。
③ 湿度にも注意する
熱中症対策では、気温だけでなく湿度も重要です。
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、身体の熱を逃がしにくくなります。
室温だけでなく湿度も確認し、必要に応じて除湿やエアコンを活用しましょう。
今日からできる予防法

① のどが渇く前に水分補給
高齢になるとのどの渇きを感じにくくなるため、渇きを感じてからでは水分不足になっている場合があります。
「起床後」
「食事の前後」
「入浴前後」
など、時間を決めてこまめに水分を摂ることが大切です。
② エアコンを適切に使う
「暑くないから大丈夫」と感じても、室温が高くなっていることがあります。
暑さを我慢せず、エアコンや扇風機を上手に活用しましょう。
③ 室温・湿度を確認する
身体の感覚だけに頼らず、室温計や湿度計を活用して客観的に環境を確認する習慣をつけましょう。
④ 暑さを避ける
カーテンやすだれで直射日光を防ぎ、扇風機やサーキュレーターを併用することで室内の暑さを和らげることができます。
外出する場合は、暑い時間帯を避け、帽子や日傘などを活用しましょう。

まとめ
高齢者は、年齢とともに
暑さを感じにくくなる
のどの渇きを感じにくくなる
身体に蓄えられる水分量が減少する
などの身体の変化によって、熱中症になりやすくなります。
また、熱中症は屋外だけでなく、自宅などの室内でも発症することがあります。
大切なのは、
「暑くないから大丈夫」ではなく、暑さを感じる前から対策することです。
こまめな水分補給やエアコンの適切な使用、室温・湿度の管理を意識しましょう。
また、高齢者の場合は、自分では暑さや体調の変化に気付きにくいことがあります。
そのため、ご家族や周囲の方が、
「水分は摂れている?」
「エアコンは使っている?」
「部屋は暑くない?」
など、日頃から声をかけることも大切な熱中症予防になります。
暑い季節を安全に過ごすためには、本人の対策だけでなく、周囲のサポートも重要です。

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