秋のお出かけで身体を痛めないために!行楽シーズンに気をつけたい5つのポイント
過ごしやすい気候になり、旅行やドライブ、紅葉狩り、ハイキングなど、外出を楽しみたくなる季節になりましたね。
暑い夏が終わり、身体を動かしやすくなる秋は、普段あまり運動をしない方にとっても、外出する良い機会です。
しかし、そんな行楽シーズンに気をつけたいのが、普段とは違う身体の使い方によって起こる、腰痛・肩こり・膝の痛みです。
「久しぶりに旅行へ行ったら、帰宅後に腰が痛くなった」「紅葉を見に出かけたら、翌日になって膝が痛くなった」「長時間のドライブで、首や肩がガチガチになってしまった」
このような経験はありませんか?
せっかくのお出かけを最後まで楽しむためにも、今回は接骨院の視点から、行楽シーズンに気をつけたい身体のポイントを5つご紹介します。

① 長時間のドライブでは、こまめに身体を動かす
秋の旅行では、車で遠出をする方も多いのではないでしょうか。
車の運転中は、同じ姿勢を長時間続けることになります。
特に、座った姿勢が続くと、腰やお尻周辺の筋肉に負担がかかったり、首や肩まわりが緊張したりすることがあります。
また、長時間座り続けたあとに急に立ち上がると、腰に違和感を覚えることもあります。
ドライブ中に意識したい3つのポイント
①可能であれば、1〜2時間を目安に安全な場所で休憩する
②休憩中は車から降りて、無理のない範囲で歩く
③座席や背もたれを調整し、腰や首に負担がかかりにくい姿勢を心がける
大切なのは、完璧な姿勢をずっと維持することではありません。
同じ姿勢を長時間続けず、適度に姿勢を変えることを意識しましょう。
なお、運転中にストレッチをしたり、身体を大きく動かしたりするのは危険です。身体を動かす際は、必ず安全な場所に駐車してから行いましょう。

② ハイキングや紅葉狩りでは、膝への負担に注意
秋は、山や公園を散策するのにも適した季節です。
しかし、普段あまり歩かない方が急に長距離を歩くと、膝や足首、腰などに負担がかかることがあります。
特に注意したいのが、坂道や階段です。
平坦な道を歩くときと比べて、坂道や階段では身体の使い方が変わります。
とりわけ下り坂や階段を下りるときは、身体を支えながらブレーキをかけるように筋肉が働くため、膝周辺に負担がかかりやすくなります。
もともと膝に痛みがある方や、変形性膝関節症などで通院している方は、無理をしないことが大切です。
膝を守るためのポイント
最初から長距離を歩こうとせず、体力に合わせて距離を決める
歩きやすく、足に合った靴を選ぶ
下り坂や階段では、急がず一歩ずつ進む
痛みが出た場合は、無理に歩き続けない
また、歩く前に軽く身体を動かしておくこともおすすめです。
足首をゆっくり回したり、無理のない範囲で膝の曲げ伸ばしをしたりして、身体を動かす準備をしておきましょう。
ただし、準備運動をすれば痛みを完全に防げるわけではありません。
普段の運動量と当日の活動量に大きな差をつくらないことも、身体を守るための重要なポイントです。
③ 旅行の荷物は、持ち方にも気をつける
旅行では、スーツケースやリュックサック、買い物袋など、普段より重い荷物を持つ機会が増えます。
ここで注意したいのが、荷物を持ち上げる動作です。
床に置いた荷物を、膝を伸ばしたまま腰だけを曲げて持ち上げようとすると、腰に大きな負担がかかることがあります。
特に、長時間の移動で身体が疲れているときや、朝起きてすぐなどは注意しましょう。
荷物を持ち上げるときのポイント
荷物にできるだけ身体を近づける
膝と股関節を使い、無理のない姿勢で持ち上げる
荷物を持ったまま、腰だけを急にひねらない
重い荷物は小分けにするなどして、負担を減らす
また、リュックサックは片方の肩だけで背負わず、両肩のベルトを使って身体に合うように調整しましょう。
旅行先でお土産をたくさん買う予定がある方は、荷物が重くなりすぎないようにすることも大切です。
普段なら問題なくできる動作でも、疲労が重なっているときは慎重に。
楽しい旅行の最中に腰を痛めないよう、荷物の持ち方にも気を配りましょう。

④ 朝晩の冷え込みと、身体のこわばりに注意
秋は日中こそ暖かくても、朝晩は冷え込む日が増えてきます。
日中の気温に合わせた服装で出かけると、夕方以降に身体が冷えてしまうこともあります。
寒さを感じると、無意識に肩をすくめたり、身体に力が入ったりすることがあります。
その状態が続くと、首や肩まわりの筋肉が緊張し、こりや不快感につながる場合があります。
また、冷えを感じる環境では身体を動かす機会が減り、同じ姿勢が続きやすくなることにも注意が必要です。
秋のお出かけで意識したいこと
脱ぎ着しやすい上着を持っていく
首や肩、腰まわりを冷やしすぎないようにする
休憩中も、無理のない範囲で身体を動かす
帰宅後は入浴などで身体を温め、ゆっくり休む
ただし、冷えだけが肩こりや腰痛の原因とは限りません。
普段からの姿勢や運動不足、疲労、睡眠不足など、さまざまな要因が関係していることがあります。
季節の変化に合わせて服装や生活習慣を調整し、身体に負担をため込まないようにしましょう。

⑤ 楽しいからといって、無理をしすぎない
行楽シーズンに意外と見落としやすいのが、疲労の蓄積です。
旅行やレジャーでは、普段より長く歩いたり、慣れない場所を移動したり、睡眠時間が短くなったりすることがあります。
楽しい時間を過ごしていると、疲れていることに気づきにくい場合もあります。
そして、帰宅して一息ついたあとや、翌朝になってから、腰や膝、首などに痛みを感じることもあります。
疲労をため込まないためのポイント
予定を詰め込みすぎず、休憩時間を確保する
普段より多く歩く日は、翌日の予定にも余裕を持たせる
睡眠時間を確保する
疲労や痛みを感じたら、無理をせず活動量を調整する
特に、普段デスクワークが中心の方は、休日にまとめて身体を動かそうとすることがあるかもしれません。
もちろん、身体を動かすこと自体は健康維持に役立ちます。
ただし、普段の運動量が少ない状態から急に活動量を増やすと、筋肉や関節に負担がかかることがあります。
日頃から無理のない範囲で身体を動かす習慣をつけておくと、行楽シーズンもより楽しみやすくなります。
休日だけ頑張るのではなく、普段から少しずつ身体を動かしておくこと。
これも、楽しくお出かけをするための大切な準備です。

まとめ|身体のコンディションを整えて、秋の行楽シーズンを楽しみましょう!
今回は、行楽シーズンに気をつけたい身体のポイントを5つご紹介しました。
最後に、重要なポイントを振り返ってみましょう。
長時間のドライブでは、こまめに休憩する
ハイキングや散策では、膝や足首への負担に注意する
重い荷物は、身体に負担の少ない方法で持ち上げる
朝晩の冷え込みに備えて、服装を調整する
疲労をため込まず、無理のない予定を立てる
せっかくの行楽シーズンですから、痛みや不調を気にすることなく、旅行やレジャーを楽しみたいですよね。
そのためには、出かけた当日の対策だけでなく、普段から身体のコンディションを整えておくことも大切です。
「最近、腰の違和感が気になる」「歩くと膝が痛くなることがある」「長時間座っていると、首や肩がつらくなる」
このような症状がある方は、無理をして我慢せず、身体の状態を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
当院では、身体の状態や日常生活での動作などを確認しながら、お一人おひとりのお悩みに合わせた施術やセルフケアのアドバイスを行っています。
秋のお出かけを楽しむためにも、気になる身体の不調がある方は、お気軽にご相談ください。



