なぜ思春期に起こるのか?― 自律神経と成長の深い関係 ―
- 岡メディカル 整骨院
- 5 日前
- 読了時間: 3分

前回、起立性調節障害は「怠けや甘えの結果ではない」とお伝えしました。
ではなぜ、思春期に多く見られるのでしょうか?
今日は自律神経と成長の深い関係についてお話していきます。
自律神経は「成長途中」
自律神経は、生まれた時点で完成しているわけではありません。
体温調整
血圧調整
内臓の働き
こうした機能を、成長とともに少しずつ学習・成熟させていきます。
思春期はその途中段階でありまだ調整力が安定していない時期なのです。
思春期に起こる3つのアンバランス
この時期の子どもには、同時に次の変化が起こります。
急激な身体の成長…身長が伸び、体のサイズが大きく変わる
ホルモンバランスの変化…自律神経に強く影響する
環境・心理的ストレスの増加…学校、友人関係、将来への不安
身体は大きく変わるのに、 自律神経の調整力が追いつかない
このズレが、症状として表に出やすくなります。
生活習慣が「原因」なの?
よく「夜更かししていたから?」「スマホのせい?」と心配されますが、
これらは直接の原因ではありません。
ただし、
睡眠不足
朝食抜き
運動不足
などが重なると、自律神経の余裕が減り、症状が出やすくなるという関係はあります。
あくまで 原因ではなく「影響因子」という位置づけです。生活習慣は原因ではなく「表に出やすくする要因」ととらえ、改めて今までの生活習慣を見直してみましょう。

同じ環境でも差が出る理由
兄弟でも、同じ生活でも、症状が出る子・出ない子がいます。
これは、
体質(血圧・循環の個人差)
成長スピード
感受性の違い
といった、生まれ持った差が大きいためです。
「これまでの生活が悪かったから起こった」とネガティブに考える必要はありません。
親にできること
親御さんにできる最も大切なことは、
原因探しで自分を責めない
子どもを責めない
「まだ調整が追いついていないだけ」と理解する
「今、本人はつらい」という事実だけを尊重する
ことです。
起立性調節障害は、一般にも認知され始めたとはいえ、まだまだ周りから「怠けだ」「心の弱さだ」と誤解されやすい症状です。
だからこそお父さん・お母さんはお子さんの一番の味方・理解者でいてあげてください。
この視点を持つだけで、家庭の空気は大きく変わります。
第2回のまとめ
自律神経は成長途中
思春期は不安定になりやすい
生活習慣は原因ではない
責めるより「整う時期を待つ」ことが大切
このブログを通して伝えたいこと
起立性調節障害は、失敗の結果でも、努力不足でもありません。
「今は成長の途中で、調整が必要な時期」そう捉えることが、回復への近道になります。
回復までは少し時間を要しますが、だからこそ焦らず、親子でゆっくり向き合っていきましょう。

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