【要注意!】高齢者の「下半身のむくみ」…原因と対策、隠れた病気のサインとは?
- 岡メディカル 整骨院
- 7月5日
- 読了時間: 3分
更新日:9月2日

こんにちは!三島市の岡メディカル整骨院です。
年齢を重ねるにつれ、「足がむくんで靴がきつい」「夕方になるとふくらはぎがパンパンになる」そんな悩みを感じていませんか?
特に高齢者に多い【下半身のむくみ】には、加齢による変化だけでなく、放置してはいけない病気が隠れていることもあります。
今回は、高齢者に見られる下半身のむくみの原因や、注意すべき病気、そしてご自宅でもできる対策までわかりやすく解説します。
【原因①】加齢による血流・リンパの低下
高齢になると、筋肉量が減少し、ふくらはぎの筋ポンプ作用(血液を心臓に戻す働き)が弱くなります。その結果、足にたまった血液やリンパ液がうまく戻らず、むくみが起こりやすくなります。
▼筋ポンプ作用とは?
ふくらはぎの筋肉が「第二の心臓」と呼ばれるのはこのため。歩いたり立ったりすることで血流が促進され、むくみ予防につながります。
【原因②】長時間の同じ姿勢
テレビを見る、横になる、座って過ごす時間が長くなると、足に重力で水分がたまりやすくなります。これもむくみの原因の一つ。とくに、日中に動く機会が少ない高齢者は注意が必要です。

【原因③】栄養不足や脱水
高齢者は食欲が落ちやすく、たんぱく質や水分が不足しがち。
血液中の「アルブミン」というたんぱく質が不足すると、血管から水分がしみ出しやすくなり、むくみにつながることがあります。
要注意!病気が原因のむくみ
単なる「老化」と見逃してしまいがちなむくみ。
しかし、次のような病気が隠れていることもあるため、注意が必要です。
ここからは病気が原因で起こるむくみについて解説していきます。
● 心不全
心臓のポンプ機能が低下し、血液がうまく循環できなくなる病気。足のむくみに加え、息切れや疲れやすさがある方は要注意。
● 腎臓の機能低下
体内の余分な水分や塩分をうまく排出できなくなり、むくみとしてあらわれます。
● 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)
脚の静脈に血のかたまり(血栓)ができて血流を妨げる病気。片足だけが急にむくむ・痛む場合はすぐに受診が必要です。
自宅でできる!むくみ対策

✅ ふくらはぎをよく動かす
・かかとの上げ下げ(つま先立ち)
・椅子に座ったまま足首を回す
→ 無理のない範囲で1日数回、習慣にしましょう。
✅ 足を高くして休む
寝るときや座っているときに、足の下にクッションを入れて心臓より高くしておくと、血液やリンパの流れが促されます。
✅ 水分とたんぱく質をしっかりと
むくみ=水分を控える…はNG!
こまめな水分補給と、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を意識してとることが大切です。
まとめ|「ただのむくみ」と油断しないで!
高齢者のむくみは、「歳のせい」で片づけずに、体からのサインと考えることが大切です。
むくみが続いたり、片足だけが腫れる、痛みや息切れを伴う場合には、早めに医療機関へ相談を。
岡メディカル整骨院でも、ふくらはぎのケアや血流を促す整体、セルフケア指導などを行っています。
気になるむくみがある方は、お気軽にご相談ください!
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