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長引く痛みの要因は疼痛性障害!?その発症には性格にが関与している!?



リハビリテーションをしても中々治らない痛み(疼痛性障害)


スポーツや仕事などで体を痛めることは誰にでもあり得ます。そんな時には、柔軟性や筋力をつける施術や運動、動作の指導などのリハビリテーションを行ったり、骨盤矯正で姿勢や筋の状態を調整することで、痛みは収まっていきます。ところが明らかな改善があるにも関わらず、痛みが一向にとれない人がいます。それにはストレスや心理社会的要因といわれるものが影響している可能性があります。こうした心理社会的な要因による痛みのことを「疼痛性障害」と言います。



疼痛性障害

身体的な異常(体の歪みや筋肉のコリなど)を除いても、強い痛みが慢性的に続いてしまう状態のことを指します。

精神疾患の分類上、「身体症状症」の1タイプとされています。身体症状症とは、ごく簡潔にいうと、心の不調が気持ち的なものではなく、別に身体症状として現れる疾患です。疼痛性障害は、心の不調が体の痛みとして現れる疾患といえます。

この疾患を発症する年齢や、状況、経過にもかなりの個人差があり、ある日、突然発症したように見えることもあります。一般に疼痛性障害と判断される場合は、その痛みを過剰にするような心理的な要因がはっきり見出せる場合だけなので、判断されず見過ごされしまっているケースも多々あるようです。

疼痛性障害と判断される例としては、すでに会社で過労状態にある女性が、新しく入ってきた上司にさらに追い討ちをかけるようなモラハラを受けていたとします。一般にそうした状況はストレスレベルがかなり上がった状態ですよね?そんな折、ちょっとしたものを持ち上げた際に腰に強い痛みを覚えたとします。ぎっくり腰のようなものかと湿布を貼っても治らず、病院で検査を受けても異常なし。「軽い筋肉痛です。2〜3日で良くなります」と診断されたにもかかわらず、1ヶ月、2ヶ月経っても一向に痛みが引かなかったり、その後も痛みがますます強まったりする場合、疼痛性障害の可能性が高くなります。


疼痛性障害になりやすい性格が明らかに


疼痛性障害(心理社会的要因の痛み)には、その人の性格が大きく関与することか分かっています。ある研究で、腰痛に関連する脳活動と性格を測定したところ、物事に敏感な神経症傾向よりも、真面目で物事にこだわる誠実性傾向のも程度が影響する結果となりました。



疼痛性障害を長引かせないために


疼痛性障害は整形外科はもちもん整骨院でも中々治療が難しいとされています。しかし、近年では増えてきている疾患のひとつです。検査をしても原因がはっきりしない体の痛みに対し、事前の性格検査で自分に誠実性傾向があるとわかれば、痛みの引き金となるストレスをためないように生活をコントロールして痛みが長引かせない予防が可能となります。またストレスの度合いは脳活動を計測して調べますが、NIRS(近赤外線分光法)を活用したヘアバンド型の機器からデータをスマホに送り、自分で管理できるようにすることも可能です。



三島市の岡メディカル整骨院がでできること


当院では、疼痛性障害の症状のひとつ、自律神経の乱れにもスポットを当てています。自律神経の乱れに特化した四肢通電療法や骨盤矯正などで心因的な負担や肉体的なストレスの軽減を図ります。まずは、今ある痛みを少しでも取り除き、心身ともに健康な状態を目指すことが大切だと考えております。

ご通院の専門のクリニックと併院も可能ですので、お悩みの方はお気軽にご相談下さい。

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