実は筋肉には不十分!?中高年が知っておきたい水中ウォーキングのメリット・デメリット
- Oka Medical Osteopathic Clinic
- 2025年11月21日
- 読了時間: 4分
更新日:7月22日
こんにちは!
三島市の岡メディカル整骨院です。
健康維持や運動不足解消のために、水中ウォーキングを始める中高年の方は多くいらっしゃいます。
「膝や腰に優しい」
「身体への負担が少ない」
「長く続けやすい」
このような理由から、水中ウォーキングは幅広い年代の方に人気の運動です。
実際、水中ウォーキングには多くのメリットがあります。
水中では浮力が働くことで、陸上よりも体重による関節への負担が軽減されます。
そのため、
・膝の痛みがある方
・腰痛がある方
・体重増加によって運動が難しい方
・運動習慣がない方
でも始めやすい運動です。
しかし一方で、「筋肉を維持したい」「将来も自分の足で歩き続けたい」という目的の場合、水中ウォーキングだけでは十分ではない可能性があります。
今回は、中高年の身体づくりという視点から、水中ウォーキングのメリットと注意点について解説します。

中高年になると筋肉は自然に低下する
私たちの筋肉量は、加齢とともに少しずつ減少していきます。
特に40代以降は、若い頃と比べて筋肉量が低下しやすくなり、何もしない状態が続くと筋力低下につながります。
このような加齢による筋肉量・筋力の低下は「サルコペニア」と呼ばれています。
筋肉が低下すると、
・階段の上り下りがつらい
・立ち上がりに時間がかかる
・歩く速度が遅くなる
・転倒しやすくなる
など、日常生活にも影響が出る可能性があります。
特に重要なのが、
・太ももの筋肉(大腿四頭筋)
・お尻の筋肉(大臀筋)
・ふくらはぎの筋肉
です。
これらの筋肉は、身体を支えたり、歩行を安定させたりするために重要な役割をしています。

筋肉を維持するためには「適切な刺激」が必要
筋肉は、ただ動かせば維持できるわけではありません。
筋肉を維持するためには、筋肉に対して「今の状態を保たなければいけない」と身体が判断する程度の刺激が必要です。
これは「過負荷の原則」と呼ばれ、筋肉は適切な負荷を受けることで維持・強化されます。
例えば、
・スクワット
・階段昇降
・片足立ち
・軽い筋力トレーニング
などは、自分の体重を支えるため、下半身の筋肉へ刺激を与えることができます。
なぜ水中ウォーキングだけでは筋肉維持に不十分なのか?
水中ウォーキングにも筋肉への刺激はあります。
水の抵抗に逆らって歩くことで、
・太もも
・お尻
・ふくらはぎ
・体幹
などを使います。
しかし、水中では浮力によって身体が支えられるため、陸上と比べて体重を支える負荷が少なくなります。
これは、膝や腰への負担を減らすという大きなメリットになります。
一方で、
・骨への刺激
・下半身で体重を支える力
・筋肉への強い刺激
という面では、陸上運動より少なくなります。
そのため、健康な中高年の方が「筋力低下予防」や「足腰を強くすること」を目的に水中ウォーキングだけを続ける場合、十分な刺激にならない可能性があります。

水中ウォーキングのメリット
① 痛みがある方でも運動を継続しやすい
中高年になると、
・膝痛
・腰痛
・股関節の違和感
などによって運動量が低下する方も少なくありません。
水中ウォーキングは関節への衝撃が少ないため、痛みがある方でも身体を動かすきっかけになります。
「痛みがあるから動かない」
という状態を防ぐことは、筋力低下予防にも重要です。
② 有酸素運動として健康維持に役立つ
水中ウォーキングは、心肺機能の維持や体力向上にも役立ちます。
継続することで、
・血流改善
・持久力向上
・生活習慣病予防
・ストレス軽減
などが期待できます。
運動不足の方が始める第一歩としては非常に優れた運動です。
中高年におすすめなのは「組み合わせ」
筋肉を維持しながら健康寿命を延ばすためには、
「有酸素運動」+「筋力トレーニング」
を組み合わせることが重要です。
例えば、
① 椅子スクワット
② かかと上げ運動
③ 体幹トレーニング
④ 水中ウォーキング
という流れです。
筋肉へ刺激を入れた後に有酸素運動を行うことで、よりバランスの良い運動になります。
まとめ
水中ウォーキングは、中高年の方にとって非常に優れた運動です。
特に、
・膝や腰に不安がある方
・運動を始めたい方
・安全に体力をつけたい方
にはおすすめできます。
しかし、年齢とともに低下する筋肉量や筋力を維持するためには、水中ウォーキングだけではなく、筋肉へ適切な負荷をかける運動も必要です。
大切なのは、
「身体に優しい運動」
「筋肉を刺激する運動」
を目的に合わせて組み合わせることです。
いつまでも自分の足で歩き、健康的な生活を送るためには、日頃から筋肉を使う習慣を作ることが大切です。
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