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赤ちゃんの人見知りはなぜ起こるの?ママが知っておきたい“成長サイン”

こんにちは!三島市の岡メディカル整骨院です。

当院は産後のママにも多く利用いただくのですが、子育て中のママのお悩みとして挙がるのがお子さんの“人見知り”。なかには、出かけることを躊躇してしまうママもいるかと思うのですが、これはお子さんがしっかり成長している証拠。今日はそんな“人見知り”について解説していきます。

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赤ちゃんの人見知りは成長のサイン

赤ちゃんの「人見知り」っていつから始まるの?

生後6〜8か月ごろになると、これまで誰にでもニコニコしていた赤ちゃんが、急に知らない人を見ると泣いたり、ママの胸にしがみついたりすることがあります。これがいわゆる「人見知り期」です。当然人見知りが始まる時期や、期間、程度は個人差がありますが、多くの赤ちゃんが1歳前後までに経験するといわれています。



なぜ人見知りは起こるの?

実は「人見知り」は赤ちゃんの脳と心がしっかり成長している証拠です。

赤ちゃんは生まれてすぐのころ、目の前にいる人を「知っている人・知らない人」と区別することができません。しかし月齢が進むにつれて、次第に「いつも世話をしてくれるママ・パパ」「見慣れない人」といった“人の認識”ができるようになります。

つまり、人見知りは

👉「視力が発達して人の顔の区別ができるようになった」

👉「ママ・パパを特別な存在として認識できるようになった」

👉「知らない人への警戒心が芽生えた」

という心身の発達のステップです。パパやママは心配になったり不安な気持ちにならなくて大丈夫ですよ。



日常でできる「ケア&練習」ポイント

人見知りの強さや期間は、子どもごとに異なります。

ただ、赤ちゃんを取り巻く環境がその子の社会脳の発達に影響を与えるという点から、この時期の赤ちゃんとの過ごし方のポイントをご紹介していきます。


1. 新しい人・環境に慣れるためのステップ

  • 新しい人(祖父母・ベビーシッター・友人など)が来る時は、赤ちゃんが慣れている場所(自宅・ママの膝の上)で、ママ・パパがそばにいる状態で紹介する。

  • ゆっくりとしたペースで関わらせる。例えば、新しい人がすぐ抱っこはせず、赤ちゃんがその人を観察できる時間→少し一緒に遊ぶ時間→抱っこを試す。

  • 環境を変える時(外出・集まり・保育園見学など)は、事前に短時間だけ一緒に行って様子を見る → 赤ちゃんが安心できる体験を重ねる


2. ママ・パパの対応・声かけ

  • 赤ちゃんが「怖い」「不安だ」と感じているとき、まずは ママ・パパが落ち着いて安心感を示す ことがとても大切。ママの動揺や不安が赤ちゃんに伝わると、余計に不安が増す可能性があります。

  • 無理に「泣かないで!」と叱ったり、「ほら、知ってる人でしょ?」と急かすのではなく、赤ちゃんの反応を受け止めて、「大丈夫だよ、ママ・パパがそばにいるね」と優しく声をかけると安心感が高まります。

  • 「今日はお友だちに会いに行くよ」「◯◯ちゃん(赤ちゃん)と新しい人に会うよ」と、少しだけ前もって声をかけると、赤ちゃんの心が“準備”できます。新しい体験への入り口として有効です。


3. 外出・人との接触を少しずつ練習する

  • 短時間でも外の空気を吸いに散歩したり、人が少ない時間帯の公園に行ったりすると、赤ちゃんにとって刺激になりつつ安心できる体験になります。

  • 外出先では、赤ちゃんが抱っこを求めたら応じてあげながらも、「ちょっとだけ抱っこ→少し視界を広げる→ママ・パパのそばで観察」といった段階を踏むと、赤ちゃん自身の“慣れ”を促せます。

  • 新しい集まり・ママ友との会合などに出る際は、赤ちゃんの様子を見ながら、無理せず早めに引き揚げる選択肢を持っておくと安心です。赤ちゃんが安心感を持っていれば、ママ自身もリラックスできます。


4. “安心基地”を作る/ママ・パパ自身のケア

  • 赤ちゃんが「ママ/パパがいてくれる」という安心感を持てていることが、人見知り期をスムーズに過ごす鍵。

  • 例えば、いつも使っている玩具・お気に入りのタオル・抱っこひもなど、赤ちゃんが安心できるアイテムを外出時にも持参するとよいです。

  • ママ・パパ自身がリラックスしていることが、赤ちゃんにも伝わります。産後ママの場合、体調・骨盤・腰痛など身体的疲労も出やすいので、ママが少しでも「休める時間・メンテナンスできる場」を確保することが、結果的に赤ちゃんの安心感にもつながります。


5. 無理をせず“待つ”ことも大切

  • 人見知りは通常の発達段階であり、「克服させる」ものではありません。焦らず、赤ちゃんのペースを尊重すること。

  • ただし、もし「極端に長引く」「2〜3歳になってもほぼ改善しない」「日常生活に支障が出ている」ような場合は、発達や情動の観点から専門機関に相談する選択肢もあります。



ママのケアも忘れずに

ポイントのところでもお伝えしましたが、赤ちゃんにとって安心できる環境を整える上で、ママの心身の健康もとても大切。抱っこや授乳、寝不足などで、産後ママの身体は想像以上に疲れがたまっています。肩こり・腰痛・骨盤のゆがみなどをそのままにしておくと、体だけでなく気持ちも疲れてしまい余裕がなくなってしまうことも(;_;)

赤ちゃんを抱っこしながら頭をかかえる女性

岡メディカル整骨院はお子様連れでの通院が可能

当院では、赤ちゃん連れのママが安心して通える環境づくりを心がけています。人見知り期のお子さんでも大丈夫。泣いてしまっても気にせず、お子さんのペースで過ごしていただけます。

ママの身体が整うと、心にもゆとりが生まれます。「人見知り期だから外出が大変…」という方こそ、どうぞ臆せずご相談ください。

産後骨盤矯正




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