卵は1日何個まで?昔の常識と最新のコレステロール事情
- 岡メディカル 整骨院
- 12月1日
- 読了時間: 4分
こんにちは!三島市の岡メディカル整骨院です。
「昔は“卵は1日1個まで”って言われていたけど、今は気にしなくていいの?」
患者さんからもよくいただく質問です。
じつは最近の栄養学では、卵の個数制限は必要ないという考えが主流になっています。なぜこのように“常識”が大きく変わったのでしょうか?今回は、最新のコレステロール情報と、健康維持のコツについて分かりやすく解説します。

昔はなぜ「卵は1日1個まで」だったのか?
かつては、「卵はコレステロールが多い → 食べると血中コレステロールが上がる」という考え方が一般的でした。
当時の研究では、食事でとるコレステロールがそのまま血中に影響すると信じられており、心臓病予防のために“1日1個まで”と指導されていました。
しかしその後、研究データが積み重なるにつれ、食べ物のコレステロールが血中コレステロールに与える影響は意外と小さいことがわかってきます。
最新の栄養学では「卵の個数制限は必要なし」
現在のガイドラインでは、食事性コレステロールの上限は撤廃されています。その理由は、
体のコレステロールは肝臓が自動で調整している
食事から増えても、その分を体が作る量を減らす働きがある
結果として、食べ物による影響は限定的
というメカニズムが明らかになったためです。
そのため、健康な方であれば、1日2〜3個の卵を食べても問題ないとされています。
栄養も豊富で、むしろ健康メリットが大きい食品です。
では、血中コレステロールは何で上がるの?

卵そのものではなく、実はもっと“生活習慣”の部分がコレステロールに大きく影響します。
① 飽和脂肪酸のとりすぎ
バター、揚げ物、加工肉、生クリーム、菓子パンなどに多く含まれます。これらを多く食べると、肝臓がコレステロールを余計に作り出します。
② トランス脂肪酸
マーガリン、ショートニング、安価なスナック菓子などに含まれます。LDL(悪玉)を増やし、HDL(善玉)を減らすため、特に注意が必要です。③ 運動不足
運動をしないと、LDLが増え、HDLが減る傾向に。ウォーキングや自転車など、軽めの有酸素運動でも十分改善します。
④ 内臓脂肪の増加
ぽっこりお腹はコレステロール異常とセットになりやすく、特に中高年の女性に多い傾向があります。
⑤ ストレス・睡眠不足
自律神経が乱れ、脂質代謝が悪化します。40〜60代女性は睡眠の質が落ちやすいため、要注意です。
⑥ 遺伝的体質
家族性の高コレステロール血症など、遺伝的要因で高くなる方もいます。
卵はむしろ健康の味方?こんなメリットも
卵は“完全栄養食”と呼ばれるほど栄養価が高く、
良質なたんぱく質
ビタミン・ミネラル
抗酸化成分(ルテインなど)
をしっかり含んでいます。手軽に食べられ、忙しい朝にもぴったり。
運動をしている方や、疲労回復を早めたい方にもおすすめです。
注意した方が良い人
糖尿病のある方
脂質異常症の治療中の方
これらの方は心血管リスクが高くなるため、卵の量は医師と相談しながら調整する必要があります。
岡メディカルが伝えたい“コレステロール対策の本質”
患者さんと接していて感じるのは、「特定の食べ物を控えればOK」という考えでは、改善が追いつかないということです。
重要なのは、
適度に体を動かす
睡眠の質を整える
内臓脂肪をためない
揚げ物や加工食品を控える
といった日々の生活習慣です。この部分を整えることが、コレステロール改善への最短ルートです。
まとめ:卵の数ではなく“習慣”に目を向けよう
「卵は1日何個まで?」という質問はよくありますが、実際には、卵の個数よりも 生活習慣こそがコレステロール値に影響する本質 です。
卵は健康的で栄養もたっぷり。ぜひ上手に取り入れつつ、日々の習慣も整えていきましょう。
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