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【要注意!】高齢者の「下半身のむくみ」…原因と対策、隠れた病気のサインとは?




こんにちは!三島市の岡メディカル整骨院です。

年齢を重ねるにつれ、「足がむくんで靴がきつい」「夕方になるとふくらはぎがパンパンになる」そんな悩みを感じていませんか?

特に高齢者に多い【下半身のむくみ】には、加齢による変化だけでなく、放置してはいけない病気が隠れていることもあります。


今回は、高齢者に見られる下半身のむくみの原因や、注意すべき病気、そしてご自宅でもできる対策までわかりやすく解説します。



【原因①】加齢による血流・リンパの低下

高齢になると、筋肉量が減少し、ふくらはぎの筋ポンプ作用(血液を心臓に戻す働き)が弱くなります。その結果、足にたまった血液やリンパ液がうまく戻らず、むくみが起こりやすくなります。


筋ポンプ作用とは?

ふくらはぎの筋肉が「第二の心臓」と呼ばれるのはこのため。歩いたり立ったりすることで血流が促進され、むくみ予防につながります。




【原因②】長時間の同じ姿勢

テレビを見る、横になる、座って過ごす時間が長くなると、足に重力で水分がたまりやすくなります。これもむくみの原因の一つ。とくに、日中に動く機会が少ない高齢者は注意が必要です。



【原因③】栄養不足や脱水

高齢者は食欲が落ちやすく、たんぱく質や水分が不足しがち。

血液中の「アルブミン」というたんぱく質が不足すると、血管から水分がしみ出しやすくなり、むくみにつながることがあります。




要注意!病気が原因のむくみ

単なる「老化」と見逃してしまいがちなむくみ。

しかし、次のような病気が隠れていることもあるため、注意が必要です。

ここからは病気が原因で起こるむくみについて解説していきます。



● 心不全

心臓のポンプ機能が低下し、血液がうまく循環できなくなる病気。足のむくみに加え、息切れや疲れやすさがある方は要注意。


● 腎臓の機能低下

体内の余分な水分や塩分をうまく排出できなくなり、むくみとしてあらわれます。


● 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)

脚の静脈に血のかたまり(血栓)ができて血流を妨げる病気。片足だけが急にむくむ・痛む場合はすぐに受診が必要です。




自宅でできる!むくみ対策

ふくらはぎをよく動かす

・かかとの上げ下げ(つま先立ち)

・椅子に座ったまま足首を回す

→ 無理のない範囲で1日数回、習慣にしましょう。


足を高くして休む

寝るときや座っているときに、足の下にクッションを入れて心臓より高くしておくと、血液やリンパの流れが促されます。


水分とたんぱく質をしっかりと

むくみ=水分を控える…はNG!

こまめな水分補給と、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を意識してとることが大切です。




まとめ|「ただのむくみ」と油断しないで!

高齢者のむくみは、「歳のせい」で片づけずに、体からのサインと考えることが大切です。

むくみが続いたり、片足だけが腫れる、痛みや息切れを伴う場合には、早めに医療機関へ相談を。


岡メディカル整骨院でも、ふくらはぎのケアや血流を促す整体、セルフケア指導などを行っています。

気になるむくみがある方は、お気軽にご相談ください!




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岡メディカル整骨院

📞 055⁻900-1341

🏠静岡県三島市東本町2丁目3-47(駐車場あり)

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