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血行が悪いとハゲる?男性ホルモン・毛深さ・薄毛の本当の原因を解説

「最近、抜け毛が増えた気がする」

「頭皮の血行が悪いからハゲるのでは?」

「毛深い人は将来ハゲるって本当?」

「天然パーマの人はハゲやすいって聞いたけど本当?」


このような薄毛に関する悩みや疑問を持っている方は少なくありません。


薄毛対策として頭皮マッサージや育毛シャンプーなど、血行を良くする方法が注目される一方で、

「本当に血流が原因なのか?」

と疑問に感じる方もいると思います。


実は、男性の薄毛には血流だけではなく、遺伝や男性ホルモンが大きく関係しています。

今回は、薄毛の本当の原因について解説します。


薄毛に悩む男性




髪の成長には血液が必要


髪の毛は、頭皮の中にある毛根で作られています。


毛根にある毛母細胞が正常に働くためには、


  • 酸素

  • たんぱく質

  • ビタミン

  • ミネラル


などの栄養が必要です。


血液は、これらの栄養を毛根へ届ける役割があります。

そのため、極端な血流低下や栄養不足は、髪の成長に影響する可能性があります。


血管の中を流れる血液のイメージ

しかし、

「血行を良くすれば髪が生える」

というわけではありません。


例えば、サウナや温泉が好きで毎日のように通っている方でも、AGA(男性型脱毛症)になる人はいます。

サウナや入浴にはリラックス効果や、一時的に血流を改善する効果は期待できますが、それだけでAGAを予防したり改善したりすることはできません。


つまり、「血流が良くなればハゲない」というわけではないのです。


薄毛の原因として最も大きく関係するものがあります。




男性の薄毛で最も多い「AGA」とは?


男性の薄毛で代表的なものが、AGA(男性型脱毛症)です。

AGAでは、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が関係しています。


DHTが毛根に作用すると、


  • 髪の成長期間が短くなる

  • 髪が太く育つ前に抜ける

  • 細い毛が増える


といった変化が起こります。


つまりAGAでは、

「髪が急に抜ける」

というより、

髪が十分成長できず、徐々に細く短くなっていく

ことが特徴です。




男性ホルモンが多い人はハゲやすい?


よく、「男性ホルモンが多い人はハゲる」

と言われます。

しかし、これは正確ではありません。


重要なのは、

男性ホルモンの量ではなく、毛根がDHTの影響を受けやすいかどうかです。


手鏡で生え際を確認する男性

同じ男性でも、

  • DHTの影響を受けやすい人

  • 受けにくい人

がいます。

この違いに大きく関係するのが遺伝です。





結局、一番大きい原因は遺伝?


AGAに関しては、遺伝的な要素が大きく関係します。

ただし、

「親が薄毛だから必ずハゲる」

というわけではありません。


遺伝で決まるのは、


  • DHTが作られやすい体質

  • 毛根がDHTに反応しやすい体質


などです。


つまり、

男性ホルモンの影響を受けやすい頭皮かどうか

が重要になります。




毛深い人はハゲるって本当?


昔から、

「体毛が濃い人はハゲる」

と言われます。


毛深い男性のイメージ

しかし、これは実は、必ずしも正しいとは言えません。一定の関係はありますが、必ずしも「毛深い=ハゲる」とは言い切れないのです。


理由は、

体毛と頭髪では男性ホルモンへの反応が異なるためです。


例えば、

体毛(ヒゲ・胸毛など)

→ DHTによって成長が促進される


頭髪(特に前頭部・頭頂部)

→ DHTによって成長が抑制される

という違いがあります。


そのため、

「毛深い=ハゲる」ではありません。

毛深くても髪が多い人はたくさんいます。





天然パーマ(くせ毛)の人はハゲやすい?


「天然パーマの人はハゲやすい」

という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

くせ毛の男性のイラスト

しかし、現在のところ、

くせ毛そのものがAGAになりやすいという医学的な根拠はありません。


くせ毛は毛の形や毛穴の形状によって決まる性質であり、AGAは男性ホルモン(DHT)や遺伝によって起こる脱毛症です。


つまり、原因がまったく異なります。

そのため、

「天然パーマだから将来ハゲる」と心配する必要はありません。



なぜ前髪や頭頂部だけ薄くなるの?


AGAでは、生え際や頭頂部が薄くなりやすい特徴があります。


これは、頭の部位によってDHTへの反応が異なるためです。


生え際を確認する男性

一方で、後頭部や側頭部の髪はDHTの影響を受けにくいため、AGAが進行しても残りやすい傾向があります。

この特徴を利用して行われるのが、自分の後頭部の毛髪を薄毛部分へ移植する「自毛植毛」です。




髪を守るために大切な生活習慣

遺伝やホルモンの影響はありますが、髪の健康には生活習慣も重要です。


栄養

髪の主成分はたんぱく質です。

  • 大豆製品

などを意識して摂りましょう。



睡眠

睡眠不足は身体の修復機能に影響し、健康な髪を育てる環境を整えるうえでも大切です。



運動

運動習慣は、

  • 血流改善

  • ストレス軽減

  • 生活習慣病の予防

につながり、身体全体の健康維持に役立ちます。

ただし、運動や血流改善だけでAGAが治るわけではありません。


熟睡する男性

まとめ

「血行が悪いからハゲる」

「毛深いからハゲる」

「男性ホルモンが多いからハゲる」

「天然パーマだからハゲやすい」

これらは、どれも単純には正しくありません。


男性の薄毛で最も大きく関係するのは、

男性ホルモン(DHT)の影響を毛根がどれだけ受けやすいかという遺伝的な体質です。


血流や生活習慣は髪の健康を維持するうえで大切ですが、AGAの根本的な原因ではありません。

薄毛が気になる場合は、原因を正しく理解し、早めに適切な対策を始めることが大切です。


髪の健康を守るためには、


  • バランスの良い食事

  • 十分な睡眠

  • 適度な運動

  • 正しい頭皮ケア


を心がけ、身体全体の健康を整えていきましょう。





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