体質というのは、多くの場合、遺伝によって決まります。それも単一の遺伝子で決定うけられるのではなく複合的な要因があるので、その原因を断定することは難しいと言えます。
例えば消化器系に問題があり、栄養を吸収しにくいというケースがあります。あるいは、トレーニングに対して、筋肉そのものが反応しにくいというタイプの遺伝子もあります。いずれにしても、筋肉がつきにくい体質というのは、遺伝子研究で分かっているようですが、明確な「その差」はまだまだ分かっていないようです。
遺伝的に筋肉がつきにくいからと言って、一概にスポーツに向いていないとは言えません。必ずしも悲観する必要はありませんよ。
その分、食事に気を配ったり、トレーニングの量を増やすなどの工夫をして、筋肉がつきやすい状況をつくってあげることを考えればいいのです。
筋肉がつきにくい体質だと思っていても、実際にはトレーニングの方法が悪かったり、栄養の摂取が悪かったり、普段の生活習慣が悪かったりするケースも多くあるかと思います。
他人と比較するのではなく、現在の自分をライバルとしてトレーニングすることを心がけた方がいいです。
しっかりとトレーニングを続けていれば、どんな人でも必ず筋肉はつき、目に見えた効果として現われます。体質のことは、あまり気にしない方がいいと思います。
Comments