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腰痛は温泉で改善するの? 悪化する可能性もある? 温泉大好き 柔道整復師が解説

更新日:9月2日


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こんにちは。三島市の岡メディカル整骨院です。

みなさんは「腰が痛い時に温泉に入ったら良くなるのでは?」と考えたことはありませんか? 実際に温泉に行くと、「温泉の効能」と書かれた看板があり、そちらにも腰痛としっかり書かれていることが多いかと思います。


温泉に入ることで血流が良くなので腰痛に効果がありそうな気がしますが実は温泉に入ることでかえって腰痛が悪化してしまう可能性もあるんです。詳しく解説していきますのでぜひ最後までお読みください。






腰痛によっては温泉は逆効果?!じつは腰痛にも種類がある!

温泉には腰痛を和らげる効果が期待できますが、温泉に入ってはいけない腰痛もあるのです。私たちが治療を行う際、患者様が訴える腰痛はそもそも「慢性腰痛」「急性腰痛」のどちらに当てはまるのかを確認します。この2種類はそれぞれ対処法が異なるからです。2つの違いはこの後解説しますが「慢性腰痛」のみ温泉で腰痛を和らげる可能性があるのです。


慢性腰痛

慢性腰痛とは、最低でも1ヶ月以上腰痛(一般的には3ヶ月以上)が続いているものを指します。原因が特定できるもの・原因不明のものがありますが、長い間腰痛が続いているので、あたたかい温泉に入って体をしっかり温めることで血液の循環が良くなり、腰痛の改善に繋がる可能性があります。また、原因不明の腰痛はとくに精神的なストレスが影響している場合もあるので、温泉に入って心身ともにリラックスすることで腰痛を和らげる効果が期待できます。


急性腰痛

急性腰痛は脊柱管狭窄症や急性腰椎椎間板ヘルニアやいわゆるぎっくり腰など、痛みが出てから2~3日くらいまでの腰痛を指します。

急性腰痛の場合、腰に炎症が起きているので、温めるとさらに炎症が悪化し、痛みが強くなることがあります。急性腰痛の場合は、とにかく腰を冷やすことが大切です。この時、湿布を使う方がいますが、湿布は鎮痛成分を含みますが、患部を冷やす効果はありません。冷やして炎症を抑えるという目的では氷のうなど用いたアイシングを推奨します。


急性腰痛時のNG行為

急性腰痛時(発症~3日目ごろまで)は、とにかく炎症を抑えることが大切です。

以下の行為は避けるようにしましょう

  • 湯船につかる

  • 患部のマッサージ

  • 自己流ストレッチ


これらはどれも炎症を強めたり、血流が良くなることでかえって痛みが強まる可能性があります。結果的に、治癒の遅延を招いてしまう可能性も。この期間は患部を冷やすことと、極力安静に過ごすことを意識しましょう。






慢性腰痛時の温泉の入り方

慢性的な腰痛にお悩みの方は38~40度程度の熱すぎないお湯に10~20分くらい長めに入ることをおすすめします。体の芯から温まることで、凝り固まった筋肉がほぐれ、痛みの緩和が期待できます。ジェットバスなど血行促進や筋肉をほぐすのに効果的なので、温泉施設にあれば試してみましょう。入浴後にストレッチを取り入れすことも凝りをほぐす方法の1つです。

注意点としては、どれも1度目からやりすぎないこと。少しずつ様子を見ながら時間を増やしていきましょう。


その他、個人的にはサウナも血流が良くなり、リフレッシュ効果も高いのでおすすめです!

サウナに関するブログ記事はこちら




ご自身の腰痛が「慢性」「急性」どちらかを見極めつつ、温泉で心身共にリラックスしてくださいね。

もちろん、「早く治したい」「根本的に改善したい」とお考えの方は岡メディカル整骨院にご相談ください!あなたにぴったりの改善メニューをお作りいたします♪

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🏠静岡県三島市東本町2丁目3-47(駐車場あり)




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