腰骨は5つの椎骨という骨が積み重なり形成されています。
この積み重なった椎骨と椎骨の間でクッションのような役割をしているのが「椎間板(ついかんばん)」と呼ばれる円盤状の軟骨です。
この「椎間板」が運動や老化により本来の位置とは違う場所にはみ出てしまっているのが『腰椎椎間板ヘルニア』です。
「ヘルニア」とは、臓器などが本来あるべき位置から外に出てしまった状態をさします。
椎骨の間にある「椎間板」は、髄核というゼリー状の組織を、線維輪というコラーゲンでできた繊維組織が包み込むような構造になっています。
加齢によって椎間板が老化すると、髄核が線維輪を破り、外へはみ出しやすくなります。
また、縦の圧力は強いですが、曲がったり、捻る方向へは弱い性質があります。
そのため重たいものを持ち上げる・激しい運動といった動作がきっかけで発症することがあります。
悪い姿勢や喫煙がきっかけになることもあります。
【腰椎椎間板ヘルニア】
・腰、臀部の痛み
・下肢にしびれ、放散痛
・下肢の脱力感
・疼痛性側弯(痛みで背骨が横に曲がる)
皆さんがよく耳にる坐骨神経痛の症状が出現します。
三島市の岡メディカル整骨院が椎間板ヘルニアを診る際、患者様には「姿勢の改善」の重要性をお話ししています。骨盤の歪みによって背骨が大きな反りが生まれます。この反りが筋肉だけでなく、ヘルニアに対して悪い影響を与えてしまうのです。
ヘルニアの改善のためには姿勢を改善することが必要なのです。姿勢を改善する為には、骨盤矯正のほかにも筋力強化や柔軟性の向上がとても大切です。適切なトレーニングやストレッチを継続的に行うことで椎間板ヘルニアの改善、予防が目指せます。
また当院では、ヘルニアに有効な治療とされている超音波治療機も備えておりますので、安心して通院していただけます。
腰部で起こるヘルニアは、局所に対する過度なストレスが原因です。
筋力が低下し、悪い姿勢をとるようになると、局所的にストレスがかかり椎間板を劣化させてしまいます。
そこで、筋力強化をすることにより、局所にかかる負担を減らし体全体を使えるようにします!
すると、普段の生活や仕事での負担を軽減させていくことができ、ヘルニアを回避することが可能になっていきます。
筋力強化とともに、体の各関節の柔軟性が向上することにより関節可動域が改善されます。
関節可動域が改善されることによって、各関節がもつ役割の動きを果たしてくれるようになります。
すると、体の動きでの不具合が改善されヘルニアが発症されにくく、腰の負担が減っていくと考えられるからです。
腰椎の椎間板ヘルニアがひどくなってしまうと歩けなくなってしまうほかにも排尿障害や排便障害といった重篤な症状を併発してしまう可能が高くなってします。ひとりで悩まず、ぜひ一度当院までお越しください。