
院内で治療を受けてると「ガチャン!」と大きな音が聞こえることがあると思います。
あれは何の音なのかと言うとトムソンベッドと言われる特殊なベッドで骨盤矯正をしている音なんです。トムソンベッドとはカイロプラクティックの技術を応用したベッドで患者さんの身体に負担なく骨盤をあわせることが出来ます。
トムソンベッドで使った矯正法はトムソンテクニックと呼ばれ、技術習得には豊富な施術経験が必須と言えます。

トムソンベッドは通常の平台状のベッドとは異なり、頭部と胸部、腰部と骨盤部ごとに足置台が独立した状態で設置されているのが特徴です。それに加えて頸部と骨盤部は、単独で高さと角度を調整できるようになっているため、より細かな施術への対応が可能となっています。
基本的には、独立して設置された足置台を、足踏みスイッチないしはレバーを操作して、一度上にリフトアップさせてから、骨盤や首などの施術したい箇所を手で軽く圧力をかけますと、慣性の法則が働き、ガシャンと音をたてながら、ほんの少しだけドロップ部が下に落ちます。
落下していく力(慣性の法則)を利用した施術法ということから、患者さまにとっても施術者にとっても、体力面の負担の少ない状態での施術というメリットがあります。
トムソンベッドの歴史
トムソンベッドの名前の由来となっている、J・クレイ・トムソンは、トムソンテクニックを最初に作り上げた人として後世に名を残しています。
J・クレイ・トムソンは、太平洋戦争の時期にロックアイランドの兵器工場に勤務し、この時に学習した機械や金属の知識が、後のトムソンベッドの開発に大きく役立ちました。
当初のトムソンベッドは、手でドロップ部を持ち上げるタイプのもので、その時期の最新機器であった起立が可能な「ハイローテーブル」への搭載によって製品化されました。
1950年代の半ばに脊椎全体を調整する新たな施術法のため、骨盤部や胸部や腰部のドロップ部を追加したことで、現在の形に近づきました。その後ワシントンDCへ弁護士とともに特許申請に向かいますが、一回で認められることはなく、何度も何度も申請は却下され続けました。
そのため、弁護士とともに上訴委員会へ召集されることになったのですが、その甲斐もあり、召集から3週間後に特許上訴委員会より、世界で初めてのドロップ式のカイロプラクティックテーブルとして、トムソンベッドの特許が認められました。
その後もより良い施術のために、適切な変更や効果的な改良がなされ、様々なオプションを加えながら現在もなお、トムソンベッドは進化し続けています。 岡メディカル整骨院には最新モデルのトムソンベッドを導入しておりますので、ぜひ一度ご体験ください。
まずは1度ご体験下さい!

症状が既に出ている人は早期改善の為に、まだ出ていない方は、予防治療として行うことをおすすめします!
矯正はカラダへの負担が少なく、子どもからご年配の方まで誰でも行えます。また、継続利用でメリットがたくさんの特別回数券も御座いますので、この機会にご利用下さい。