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赤ちゃんとお天気の関係



三島市の岡メディカル整骨院です。

当院は骨盤矯正を得意としており、特に産後のお母さんたちの骨盤ケアサポートを多くさせていただいております。患者様のお子様と触れ合う機会も多いので、今日は赤ちゃんについての話題を書いていこうと思います。



赤ちゃんは泣くことが仕事。とはいえ、パパもママもどうにか泣き止ませようと日々試行錯誤しているのではないでしょうか?赤ちゃんが泣くのには、空腹や眠気、不安など、様々な理由があるのですが、時にはお天気や気圧の変化が赤ちゃんの体調や機嫌に影響を受けることがあるのです。それらは以下のような影響が考えられます。


1. 気圧の変化による影響

気圧の変化が激しいと、大人でも頭痛や倦怠感を感じることがありますが、赤ちゃんも同様に影響を受けます。


  • 耳の不快感:耳の中には気圧を調整する耳管という器官があります。この耳管が大人に比べて短くまっすぐなために、気圧による影響を受けやすいと言われています。

    雨(低気圧)の時などは大人も頭痛やめまいを感じることがありますが、赤ちゃんは大人以上に不快感を感じている可能性があるのです。


  • ぐずりやすくなる:気圧が低くなると、自律神経のバランスが乱れ、機嫌が悪くなったり、泣きやすくなったりします。耳の周りをやさしくマッサージしてあげると落ち着くことがあるので、ぜひ試してみてください。



2. 気温・湿度の変化による影響

  • 寒暖差による体温調節の負担:赤ちゃんは体温調節機能が未発達なため、急激な気温の変化で体調を崩しやすくなります。冷えすぎるや汗のかきすぎは風邪をひきやすくなりますので注意が必要です。吸湿性や保湿性に優れた綿素材のものを中心に選び、外出時は重ね着で調整できるように工夫しましょう。


  • 湿度の影響

1)湿度が高い場合:梅雨や台風の時期は湿度が高くなります。そんな時期は、赤ちゃんの体内に熱がこもりやすくなって、ぐずると考えられます。湿度が高い時期は汗をかきやすくなり、あせもや湿疹ができやすくなるので、こまめにお子さんの肌にトラブルがないか確認してあげましょう。

2)湿度が低い場合:肌の乾燥や風邪、インフルエンザなどのウイルス感染のリスクが高まります。まめな肌の保湿や水分補給を心がけましょう。



3. 天候の変化による睡眠への影響対策



天候が悪い日は、気圧の影響や日照不足でメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が低下し、睡眠が浅くなったり、夜泣きが増えたりすることがあります。夜ぐっすり寝れるためには日中の適度な運動が大切ですが、雨の時期はお散歩などにも行けないため活動量がグンと減ってしまいます。室内で月齢に合わせた遊びをすることを意識しましょう。遊びといっても特別なことをする必要はなく、腹ばいや寝返り、ずりばいの練習など月齢に合わせた動きをお子さんが楽しめる範囲で行っていきましょう。



まとめ

  • 室温と湿度の管理:エアコンや加湿器を使い、室温を20~25℃、湿度を50~60%に保つ。

  • 衣服の調整:気温の変化に対応できるように、重ね着で調整しましょう。

  • 耳抜き対策:飛行機に乗るときと同様に、おしゃぶりや授乳をすると耳の不快感を軽減できることがあります。

  • スキンシップ:気圧の変化に敏感な赤ちゃんは不安感や緊張感を抱えた状況にあります。リラックスさせるため優しく抱っこしてあげましょう。

  • 適度な外気浴:気圧の変化に慣れるために、天気が良い日には外に出る習慣をつけましょう。



赤ちゃんは環境の変化にとても敏感なので、天気や気圧の変化に気を配りながら、快適に過ごせるように工夫すると良いでしょう。

 
 
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