三島市の岡メディカル整骨院です。
スマホやインターネット、ゲーム…。デジタルデバイスの普及により、私たちの生活は、座っている時間が格段に多くなったと感じませんか?特に子どもの運動時間の減少・体力低下は非常に問題視されています。運動時間を確保し運動神経を向上させすことは、子どもの健康や発達のためには非常に重要です。 我が家も小学生の子どもがいますが、運動時間を継続的に確保するのは難しいと感じる反面、十分な時間をかけると子供の運動スキルはメキメキと上がっていくなと日々実感しています。そこで今回は、子どもの運動神経向上のために、親が果たすべき役割について解説します。
1.幼少期から体を動かす機会を多く作る
幼少期は運動神経が著しく発達する時期です。体を動かす経験が多いほど脳から筋肉への指令がスムーズになり、体を上手に(=自分の思い通りに)動かせるようになります。 子どもが小さいうちは、親が率先して、外遊びや家での運動遊びの時間を設けるようにしましょう。例えば、以下のような活動が運動神経を育むのに役立ちます。
公園でのボール遊び:キャッチボールやサッカー幼児、手足の連携や距離感覚を養います。
バランス遊び:平均台やジャンプ遊びで、バランス感覚や空間認識を鍛えることができます。
実際っこ:俊敏性や素早い反応を必要とする遊びは、瞬発力を高めます。
はじめは特別な動きや難しいスポーツをする必要はありません。日常の遊びを通して、子どもが体を動かすことがとても大切です。
2. 運動に対する好奇心育む
運動神経を伸ばすためには、まずは子どもが運動に興味を持つことが肝心です。親がさまざまなスポーツや体の動きに触れる機会を提供することで、子どもの好奇心を引き出します。はじめから特定のスポーツに絞るのではなく、いろいろな体験をさせてあげましょう。
多様なスポーツ体験:水泳、ダンス、陸上競技、武道など、いろいろなジャンルのスポーツを体験させてもらいます。地域のスポーツ体験イベントなども積極的に活用しましょう。
親のサポート:子どもが興味を持ったら、その運動やスポーツに対して、親は積極的にサポートする姿勢を見せます。親子で動画サイトなどを使って、練習方法などを調べてみるのも良いでしょう。
これにより、子どもは「体を動かすのは楽しい」と感じ、さらに運動に積極的に取り組んでいきます。
3. 正しい姿勢や基礎的な動きのサポート
運動神経を効率的に伸ばすためには、正しい運動姿勢や基礎的な体の動きを習得することが重要です。親が簡単な動きや姿勢を教えることは、子どもが怪我をせず、効率よく体を使うための基礎を築くお手伝いになります。
以下のようなサポートが効果的です。
ランニングやジャンプのフォーム確認:正しいフォームで行うことで、効率良く運動神経を刺激し、体の使い方を覚えます。スマホで子どもの動きを撮影し、自身の動きを確認させましょう。客観的に把握することは上達への近道です。
ストレッチの習慣:柔軟性を守るために、軽いストレッチを一緒に行うことで、筋肉や関節の可動域を広げるサポートができます。
4. 自然の中での活動を増やす
自然環境は、運動神経の発達にとって理想的な場所です。山道でのハイキングや河原での遊びなど、不規則な地形の中で体を動かすことで、バランス感覚や反射神経が鍛えられます。 自然の中での活動は子どもにとって刺激が多く、飽きずに楽しめる点でも効果的です。
ハイキングやキャンプ:登り坂や不安定な地面を歩くことで、体幹やバランス感覚が強化されます。
森や海での遊び:自然環境の中で体を使った遊びをすることで、子どもは環境に応じた運動スキルを自然と身につけます。
5. ポジティブなフィードバックを通じた自己肯定感の向上
運動神経を高めるには、運動の成功体験や達成感がとても大切です。親が子どもの努力や挑戦に対してポジティブなフィードバックをすることで、子どもは「もっと頑張りたい」と感じます。
成長を褒める:「すごいね、上手になったね!」と成長を褒める。
挑戦を評価する:新しい動きをやってみたと言ったら「頑張ったね」と声かけする。
ポジティブな声かけにより、子どもは「運動に取り組むことは良いことだ」と実感します。成功体験が積み重なると、自己肯定感が高まり、新たな挑戦へのモチベーションが生まれます。運動に対して自信を持たせ、運動に前向きな姿勢を育みます。
以上、5つのポイントをお伝えしましたがいかがだったでしょうか。
運動神経は日々の生活の運動の中で少しずつ育まれていくものです。子どもが楽しみながら体を動かせる環境を提供することが、長期的な成長に繋がります。一緒に運動を楽しむ姿を見せることで、子どもは「運動が楽しいものだ」と自然に感じるようになります。
親のサポートによって、子どもの将来の健康と活力を支え、我が子の運動神経を育んでいきましょう。