ゴルフは健康に悪い?実は大切なのは「やり方」と「身体の準備」です
- Oka Medical Osteopathic Clinic
- 7月14日
- 読了時間: 7分
「ゴルフをすると腰が痛くなる」
「肩や肘が痛くなった」
「年齢的にゴルフは身体に負担なのでは?」
このように感じている方も少なくありません。
しかし、ゴルフ自体が身体に悪い運動というわけではありません。
ゴルフはウォーキングやスイング動作による運動効果もあり、健康維持にも役立ちます。
日本のゴルフ人口の約50%は60~70代であり、年齢を重ねても長く楽しめるスポーツです。
一方で、身体の準備不足や間違ったフォーム、筋力低下があると、腰や肩などに負担が集中することがあります。
今回は、ゴルフで身体に負担がかかる理由と、長く楽しむためのポイントについて解説します。

ゴルフで身体に負担がかかる理由
①同じ方向への繰り返し動作
ゴルフのスイングでは、
• 身体をひねる
• 片側へ力を入れる
• 身体を大きく回旋させる
といった動作を繰り返します。
このような動き自体は、ゴルフに必要な自然な動作です。
しかし、同じ方向へのスイングを何度も繰り返すことで、身体の使い方に左右差が生じたり、腰や肩周辺の筋肉に負担が集中したりすることがあります。
特に、股関節や背中の柔軟性が低下している場合、腰や肩が必要以上に動きを補うため、痛みにつながることがあります。

② 股関節や背中の柔軟性低下
ゴルフのスイングでは、
・股関節の動き
・背骨(胸椎)の回旋
・肩甲骨の動き
が重要になります。
これらの部位がスムーズに動くことで、身体全体を使った効率の良いスイングが可能になります。
しかし、股関節や背中周りの柔軟性が低下すると、本来動きを担当するべき関節が十分に動けなくなります。
特に腰(腰椎)は、もともと大きな回旋運動を得意とする関節ではなく、主な役割は身体を支える「安定性」です。
そのため、股関節や胸椎の動きが不足すると、腰が本来以上にねじり動作を補うことになり、腰周辺の筋肉や関節に過剰な負担がかかります。
この状態が続くことで、ゴルフ後の腰痛や腰の張り、違和感につながることがあります。

③ 筋力低下
特に中高年では、
• お尻の筋肉
• 体幹
• 下半身
など、身体を安定させる筋力が低下しやすくなります。
これらの筋肉は、スイング中に身体を支えたり、力を効率よく伝えたりする重要な役割があります。
筋力が低下すると、スイング時の身体のブレが大きくなり、腰や膝、肩などに余計な負担がかかりやすくなります。
また、身体を支える力が弱くなることで、疲れやすくなったり、ラウンド後に痛みや違和感が出やすくなることがあります。

④ 準備運動不足
「すぐ打てるから」とストレッチや準備運動をせずに始めると、身体が十分に動いていない状態で急なスイング動作を行うことになります。
特に朝一番のラウンドでは、睡眠中に身体を動かしていないため、筋肉や関節がこわばりやすい状態です。
その状態で強いスイングをすると、腰や肩、肘などに大きな負担がかかることがあります。
ラウンド前には、軽いウォーキングやストレッチ、肩甲骨や股関節を動かす運動を取り入れ、身体を温めてからプレーすることが大切です。

実
はゴルフには健康メリットもある
「ゴルフは腰や身体に悪い」と思われることがありますが、正しく楽しめば健康維持にも役立つ運動です。
ゴルフには、以下のようなメリットがあります。
① 歩くことで有酸素運動になる
ゴルフ場では長い距離を歩くことが多く、自然と有酸素運動になります。
適度なウォーキングは、心肺機能の維持や体力づくりにつながります。
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② 下半身の筋力維持につながる
歩く動作やスイング時の身体の安定には、脚やお尻の筋肉が使われます。
特に中高年では、下半身の筋力を維持することが、転倒予防や健康寿命を延ばすことにもつながります。
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③ ストレス発散になる
自然の中で身体を動かすことは、気分転換やストレス解消にも役立ちます。
心身のリフレッシュという面でも、ゴルフは良い趣味の一つです。
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④ 人との交流による精神的な健康にも良い
ゴルフは仲間との会話や交流を楽しめるスポーツです。
人とのつながりを持つことは、心の健康維持にも大切な要素です。
ゴルフは「年齢を重ねたらやめるべき運動」ではありません。
大切なのは、身体の状態に合わせて準備を行い、無理なく続けられる身体づくりをすることです。

ゴルフを長く続けるための身体づくり
ゴルフを長く楽しむためには、スイング技術だけではなく、身体がしっかり動ける状態を作ることが大切です。
日頃のケアやラウンド前後の準備を行うことで、腰や肩などへの負担を減らし、ケガの予防につながります。

① 股関節の柔軟性を高める
ゴルフのスイングでは、股関節を使った身体の回旋が重要です。
股関節が硬くなると、身体をひねる動きが制限され、腰が必要以上に動きを補うことで負担が増えやすくなります。
日頃から股関節周りのストレッチを行い、スムーズに動ける身体を維持しましょう。
② お尻・体幹を鍛える
お尻や体幹の筋肉は、スイング時に身体を安定させる重要な役割があります。
筋力が低下すると身体がブレやすくなり、腰や膝への負担につながることがあります。
スクワットやプランクなど、無理なく続けられるトレーニングがおすすめです。
③ 肩甲骨を動かす
ゴルフでは腕だけではなく、肩甲骨や背中を使った大きな動きが必要です。
肩甲骨の動きが悪くなると、肩や首周りに負担がかかりやすくなります。
肩回しや背中のストレッチを取り入れ、上半身の動きを保つことが大切です。
④ ラウンド前に準備運動をする
朝一番のラウンドでは、睡眠中に身体を動かしていないため、筋肉や関節が硬くなっています。
いきなり強いスイングをするのではなく、
• 軽いウォーキング
• 股関節のストレッチ
• 肩甲骨を動かす運動
などで身体を温めてからプレーしましょう。
⑤ ラウンド後はストレッチで身体を整える
ゴルフ後は、長時間歩いた疲労や繰り返しのスイングによって、腰・股関節・肩周りの筋肉に負担がかかっています。
プレー後に身体をケアすることで、筋肉の緊張を和らげ、翌日の疲労や違和感の予防につながります。
おすすめは、
• お尻のストレッチ
• 股関節周りのストレッチ
• 背中・肩甲骨周りのストレッチ
• 太ももの裏のストレッチ
などです。
「ゴルフをした後こそ身体をケアする」ことが、長く楽しむための大切な習慣になります。
岡メディカル整骨院でできること
ゴルフを長く楽しむためには、痛みが出てからケアするだけではなく、身体の状態を確認し、負担のかかりにくい身体づくりを行うことが大切です。
当院では、
• 姿勢や身体の使い方のチェック
• 股関節や背骨、肩甲骨の動きの確認
• 筋肉の柔軟性や筋力の評価
• 身体のバランス調整

などを行い、腰や肩などへの負担を減らしながら、ゴルフを長く楽しめる身体づくりをサポートしています。
まとめ

ゴルフは決して身体に悪いスポーツではありません。
歩くことによる運動効果や、身体を動かすことによる健康メリットもあり、正しく楽しめば健康維持にも役立つスポーツです。
しかし、年齢による筋力低下や身体の硬さ、準備不足をそのままにすると、腰や肩、膝などに負担がかかることがあります。
大切なのは「ゴルフをやめること」ではなく、「ゴルフを続けられる身体を作ること」です。
日頃からストレッチや筋力トレーニング、身体のケアを取り入れることで、好きなゴルフを長く楽しむことにつながります。
身体の痛みや動きに不安がある方は、一度ご自身の身体の状態を確認してみましょう。
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