top of page

お米を抜くと腰が痛くなる?意外と知らないお米の栄養とその落とし穴

更新日:5月29日

こんにちは、三島市の岡メディカル整骨院です。




精米されたお米と稲

最近、ニュースなどで「お米の不足」が取り上げられていますね。日常的に当たり前のように食べているお米が手に入りにくくなると、食生活の見直しを迫られる方も多いかもしれません。また、健康志向の高まりから「糖質オフ」「炭水化物抜きダイエット」などを実践している方が増えています。

しかし、実はお米を抜きすぎると、腰痛や疲労が悪化することがあるってご存じでしたか?

今回はお米の栄養と、意外と知られていない「お米と腰痛の関係」について、わかりやすくお伝えします。



お米を抜くと、体の土台が崩れやすくなる?

お米に多く含まれるのは、エネルギー源である「炭水化物(糖質)」。

糖質は、体を動かすだけでなく、筋肉や神経、脳の働きにとっても欠かせない存在です。極端に糖質を減らすと、エネルギー不足となり、次のような状態を引き起こしやすくなります。

  • 筋肉の分解(筋力低下)

  • 疲労の蓄積

  • 姿勢の崩れ

  • 血行不良

このような状態になると、腰まわりの筋肉や関節に余計な負担がかかり、腰痛を引き起こしやすくなります。



炭水化物不足で「代償運動」が増える?

体はエネルギー不足のとき、「なんとか動こう」として代わりの筋肉を無理に使う「代償運動」をします。たとえば、腹筋が弱っているときに、背中や腰の筋肉が必要以上に働いてしまうなどがその例です。

これが腰の張り・痛み・ギックリ腰のリスクにつながってしまうのです。

特に、日中よく動く方や、長時間立ち仕事・座り仕事をする方は、知らず知らずのうちに腰への負担が蓄積しています。そんなとき、体の回復材料となる栄養が不足していれば、痛みが長引いたり悪化したりするのも当然です。


腰をおさえている人、腰痛



太らないために「抜く」のではなく「選ぶ」

「お米=太る」というイメージがありますが、実は量と食べ方を工夫すれば、体重管理に影響しません。むしろ、体に必要なエネルギーをしっかり摂ることが、健康的な体づくりの第一歩です。

おすすめは以下のような工夫:

  • 玄米・雑穀米・分づき米や低糖質ごはんなどを取り入れる

  • よく噛んでゆっくり食べる

  • 食べる量は「腹八分目」

お米は、**体を回復させるための“整備エネルギー”だと考えてください。

とはいえ、好きなだけお腹いっぱい食べていては、もちろん太ってしまいますのでご注意くださいね。




腰痛予防は「施術+栄養+生活習慣」

整骨院では、施術を通じて筋肉や関節のバランスを整えますが、それを支える土台となるのが、日々の食事や栄養です。

「ちゃんと食べているつもりでも、なんだか腰が痛い」「運動してもすぐ疲れる」という方は、もしかしたらお米などのエネルギー源が足りていないのかもしれません。一度ご自身の食事の内容を見直してみましょう。


納豆や小鉢が並ぶ和定食




【まとめ】

「お米を抜いたら腰が軽くなる」は、必ずしも正解ではありません。むしろ、必要な栄養をしっかり摂ることが、体の痛みを防ぎ、回復力を高める近道です。

「なんとなく不調が続く」「腰の違和感がとれない」など、気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。


ご予約・お問い合わせはこちら

岡メディカル整骨院

📞 055⁻900-1341

🏠静岡県三島市東本町2丁目3-47(駐車場あり)

bottom of page