あなたの頭痛の原因は?実は対処法が異なる2種類の頭痛について解説!
- 岡メディカル 整骨院
- 4月1日
- 読了時間: 3分
こんにちは。三島市の岡メディカル整骨院です。
実はひとくちに頭痛といっても、その痛みには種類があることをご存じですか?
痛みへの対処法が誤っていると、かえって痛みを増幅させてしまう…なんてことも!
今日はそんな頭痛についてお話していきます。
緊張型頭痛と片頭痛の違いとは?
日常生活でよく経験する頭痛にはさまざまな種類がありますが、その中でも「緊張型頭痛」と「片頭痛」は特に多くの人が悩まされる頭痛の代表格です。この2つの頭痛には、それぞれ異なる特徴や原因があり、適切な対処法も異なります。本記事では、緊張型頭痛と片頭痛の違いについて詳しく解説し、それぞれの対処法についてもご紹介します。

1. 緊張型頭痛とは?
特徴:
頭全体が締めつけられるような鈍い痛み
痛みの程度は軽度~中等度
長時間続くことが多い(30分~数日)
身体を動かしても痛みの程度が変わらない
吐き気や光・音に対する過敏症状は少ない
原因:
長時間のデスクワークやスマホの使用による姿勢の悪化
ストレスや精神的な緊張
眼精疲労
睡眠不足や過労
対処法:
こまめにストレッチを行い、肩や首の筋肉をほぐす
リラックスする時間を作り、ストレスを軽減する
規則正しい生活習慣を心がける
ホットタオルや温湿布で首や肩を温める
2. 片頭痛とは?
特徴:
頭の片側(または両側)にズキズキとした強い痛み
痛みの程度は中等度~重度
発作的に起こり、数時間~3日間続くことがある
身体を動かすと痛みが悪化する
吐き気や嘔吐を伴うことがある
光や音、においに対する過敏症状がある
原因:
脳の血管の拡張や神経の過敏化
ストレスやホルモンバランスの変化
特定の食品(チョコレート、赤ワイン、チーズなど)
天候の変化や気圧の低下
睡眠不足や過眠
対処法:
片頭痛が起こったら、暗く静かな場所で休む
冷やしたタオルやアイスパックを頭に当てる
カフェインを適度に摂取する(過剰摂取はNG)
片頭痛専用の薬(トリプタン系薬剤など)を医師の指示に従って服用する
規則正しい生活習慣を心がけ、トリガー(誘因)を避ける
3. まとめ
緊張型頭痛 | 片頭痛 | |
痛みの特徴 | 鈍く締めつけられるような痛み | ズキズキとした拍動性の痛み |
痛みの範囲 | 頭全体 | 主に片側(両側のこともある) |
痛みの程度 | 軽度~中等度 | 中等度~重度 |
持続時間 | 数十分~数日 | 数時間~3日間 |
身体の動きによる影響 | 変わらない | 悪化する |
吐き気・過敏症状 | ほとんどなし | あり(光・音・においに敏感) |
主な原因 | 筋肉の緊張、ストレス | 血管の拡張、ホルモンバランスの変化 |
主な対処法 | ストレッチ、温める、リラックス | 冷やす、暗い場所で休む、薬を服用 |
このように、緊張型頭痛と片頭痛では特徴や原因が異なります。そのため、頭痛が起こったときには自分の症状をよく観察し、適切な対処を行うことが重要です。頻繁に頭痛が起こる場合は、自己判断せずに医師の診察を受けることをおすすめします。
あなたの頭痛のタイプを知り、適切な対策を取ることで、快適な生活を取り戻しましょう!